特許

J-GLOBAL ID：200903059507434444

水中音検出システム

発明者： 後藤 光二
出願人/特許権者： 日本電気株式会社
代理人 (1件)： 桂木 雄二
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-138947
公開番号（公開出願番号）：特開平6-331428
出願日： 1993年05月18日
公開日（公表日）： 1994年12月02日
要約：

【要約】【目的】 簡単な構成で広い音圧ダイナミックレンジを有する水中音検出システムを提供する。【構成】 水中音を検出する水中センサは、給電線から電力と利得制御信号とを分離し、分離された利得制御信号に従った増幅度で水中音検出信号を増幅する。陸上装置は、水中センサに給電線を通して電力を供給すると共に、水中センサ出力信号を信号伝送線を通して入力し、水中センサ信号レベルが低い場合は水中センサの増幅度を高くし水中センサ信号レベルが高い場合は水中センサの増幅度を低くするように、前記給電線を通して制御する。

請求項（抜粋）：

水中音を検出する水中センサと給電線及び信号伝送線を含む水中ケーブルとからなる第1装置と、前記水中センサに前記給電線を通して電力を供給すると共に、前記水中センサのセンサ信号を前記信号伝送線を介して入力する第2装置と、からなる水中音検出システムにおいて、第1装置の前記水中センサは、前記給電線に接続され、前記給電線から前記電力と利得制御信号とを分離する分離器と、前記水中音を電気信号に変換する受波器と、前記分離器により分離された利得制御信号に従った増幅度で、前記受波器の出力信号を増幅する可変利得増幅器と、を有し、第2装置は、前記電力を供給する電源と、前記可変利得増幅器の出力であるセンサ信号を入力し、その信号レベルを検出するレベル検出器と、前記レベル検出器の出力に基づいて、前記センサ信号レベルが低い場合は前記可変利得増幅器の増幅度を高くし前記センサ信号レベルが高い場合は前記可変利得増幅器の増幅度を低くする利得制御信号を生成する制御回路と、前記利得制御信号を前記給電線に混合する混合回路と、を有する、ことを特徴とする水中音検出システム。