特許
J-GLOBAL ID:200903059538288411

材質均一性に優れた硬質缶用鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 潮谷 奈津夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-110094
公開番号(公開出願番号):特開平8-283863
出願日: 1995年04月11日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】 目標硬度を保持し材質均一性に優れた硬質缶用鋼板の製造。【構成】 C:0.15wt.%以下、Si:0.04wt.% 以下、Mn:0.6wt.%以下、P:0.03wt.%以下、S:0.03wt.%以下、Al:0.15wt.% 以下、N:0.01wt.%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる連続鋳造鋼片について熱間圧延を行ない、酸洗し、第1回目の冷間圧延を行ない、再結晶連続焼鈍を行い、そして、第2回目の冷間圧延を行う。この第2回目の冷間圧延の圧下率の上限を34%とし、下限を連続鋳造鋼片のC 、Mn、N 含有量、熱延巻取温度および製品鋼板の目標硬度に応じて、下記(1) 式により定める。 R2=d( e・Tc-f)/{(C+ a・Mn+ b・N )・R }・・・(1) 但し、R2:第2回目の冷間圧延の圧下率、Tc:熱延巻取温度(°C)、R :目標硬度の許容値(ポイント、HR30T)、C:C 含有量(wt.%)、Mn:Mn 含有量(wt.%)、N:N 含有量(wt.%)、そして、a,b,d,e,f:連続鋳造鋼板のC 含有量、Mn含有量、N 含有量、熱延巻取温度および目標硬度により決まる定数。
請求項(抜粋):
C(炭素):0.15wt.%以下、Si(珪素):0.04wt.%以下、Mn(マンガン):0.6wt.%以下、P(燐):0.03wt.%以下、S(硫黄):0.03wt.%以下、Al(アルミニウム):0.15wt.%以下、N(窒素):0.01wt.%以下を含有し、残部Fe(鉄)および不可避的不純物からなる連続鋳造鋼片について熱間圧延を行ない、得られた熱延鋼板を酸洗した後、第1回目の冷間圧延を行ない、次いで、再結晶連続焼鈍を行った後、第2回目の冷間圧延を行って硬質缶用鋼板を製造する方法において、第2回目の冷間圧延の圧下率の上限を34%とし、前記圧下率の下限を、連続鋳造鋼片のC含有量、Mn含有量、N含有量、熱延巻取温度および製品鋼板の目標硬度に応じて、下記(1)式但し、R2:第2回目の冷間圧延の圧下率Tc:熱延巻取温度(°C)R :目標硬度の許容値(ポイント、HR30T)C :C含有量(wt.%)Mn:Mn含有量(wt.%)N :N含有量(wt.%)a、b、d、e、f:連続鋳造鋼板のC含有量、Mn含有量、N含有量、熱延巻取温度および目標硬度により決まる定数により定めることを特徴とする材質均一性に優れた硬質缶用鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/46 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06
FI (4件):
C21D 9/46 H ,  C21D 8/02 A ,  C22C 38/00 301 T ,  C22C 38/06
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特開昭59-113123
  • 特開平1-306527
  • 特開平2-141536
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