特許
J-GLOBAL ID:200903059550797658

沸騰冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-326831
公開番号(公開出願番号):特開平8-186209
出願日: 1994年12月28日
公開日(公表日): 1996年07月16日
要約:
【要約】【目的】 IGBTモジュール2を低コストな手段で壁厚の薄いフロントプレート7aに取り付けることのできる沸騰冷却装置の提供にある。【構成】 内部に冷媒Rを封入する冷媒槽3は、プレス成形されたフロントプレート7aとリヤプレート7bとを向かい合わせに接合して構成される。また、冷媒槽3の内部には、対向するフロントプレート7aとリヤプレート7bとの間に円柱形状を成すアルミニウム製のスペーサ8が介在されている。このスペーサ8は、IGBTモジュール2をフロントプレート7aの外表面に取り付ける際に、ボルト6が結合されるもので、各ボルト6の締め付け位置、即ちフロントプレート7aに開けられた貫通孔と対応する位置に設けられる。また、スペーサ8は、その高さが冷媒槽3の内面幅と同一寸法に設けられており、フロントプレート7aおよびリヤプレート7bの補強用リブとしても機能する。
請求項(抜粋):
発熱体、またはこの発熱体を内蔵する電気部品と、板状の外壁部材で構成されて、内部に前記発熱体の熱を受けて沸騰する冷媒を収容した冷媒槽と、この冷媒槽の上部に前記冷媒槽と連通して設けられて、前記冷媒槽から上昇してくる気相冷媒を凝縮液化する放熱器とを備え、前記冷媒槽は、対向する前記外壁部材の間にスペーサが介在されており、前記発熱体または前記電気部品は、前記外壁部材を貫通して前記スペーサに締結する締結部材によって前記外壁部材の外表面に取り付けられていることを特徴とする沸騰冷却装置。

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