特許
J-GLOBAL ID:200903059553479444

電線保持具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 折寄 武士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-321347
公開番号(公開出願番号):特開平7-145876
出願日: 1993年11月25日
公開日(公表日): 1995年06月06日
要約:
【要約】【目的】 上下一対の挟持枠で電線を定間隔でずれ動かないよう挟持する電線保持具において、挟持枠を共用しながら外径寸法の異なる複数種の電線を支持固定できるようにし、製造コストの低減化を図る。【構成】 上下一対の挟持枠1・1を有し、これは断面コ字形に形成されたプラスチック成形品である。各挟持枠1の左右の枠側壁5・5に電線Cを挟持するための捕捉部6を一定間隔置きに凹み形成する。外径寸法の異なる電線Cに対応できるよう、内径寸法を違えた弾性ゴム製のアダプタ4を複数種用意する。この各アダプタ4は筒壁11と、筒壁11の左右端に突設した鍔部12・12とを有する。筒壁11の内面に装着孔13を有する。アダプタ4の周面1個所に左右間にわたって割り14を設け、この割り14で筒壁11および鍔部12・12をC字状に拡開することにより、アダプタ4を電線Cの外周に被せ付ける。
請求項(抜粋):
前後に長い上下一対の挟持枠1・1と、両挟持枠1・1を締結するボルト2とを備えている電線保持具であって、各挟持枠1はプラスチック成形された断面コ字形の枠材からなり、それぞれの左右の枠側壁5・5どうしが対向する状態で配置されており、枠側壁5・5の端面には、これの前後長手方向に沿って電線Cを挟持する捕捉部6・6が所定間隔置きに凹み形成されており、電線Cに被せ付けられて、電線Cの外径寸法に応じて内径寸法を異ならせた複数種のアダプタ4を備えており、各アダプタ4は、弾性変形可能なゴム材ないしはプラスチック材からなり、捕捉部6・6で挟持される筒壁11と、筒壁11の左右端に設けられて枠側壁5・5の外面に接する鍔部12・12とを有し、筒壁11の内部に電線Cの外径寸法に適合する装着孔13が形成されており、アダプタ4の周方向一個所には、筒壁11および鍔部12・12にこれを左右にわたって分断する割り14が形成してある電線保持具。
IPC (2件):
F16L 3/10 ,  F16L 3/00

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