特許
J-GLOBAL ID:200903059553894026
リビング特性を持つ重合
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
谷 義一 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-505398
公開番号(公開出願番号):特表2000-515181
出願日: 1997年07月03日
公開日(公表日): 2000年11月14日
要約:
【要約】本発明は遊離基重合プロセス、該プロセスで使用される選択された連鎖移動剤、およびそれによって生成される重合体に関し、該プロセスは一般式(A)および式(B)の重合体を調製することによって構成され、(i)ビニル単量体(CH2=CUVの構造を持つ)、無水マレイン酸、N-アルキルマレイミド、N-アリールマレイミド、フマル酸ジアルキル、および環化重合可能な単量体からなる群から選択される単量体;(ii)約0.1より大きい連鎖移動定数を持つ式(C)および(D)から選択されるチオカルボニルチオ化合物;および(iii)遊離基源から生成される遊離基を接触させることを含み、式(A)の該重合体は(i)、(ii)C、および(ii)を接触させることによって生成され、式(B)の該重合体は(i)、(ii)D、および(iii)を接触させることによって生成され、(iv)(ii)の分子数対(iii)の分子数の比を変化させることによって生成される重合体の多分散性を制御し、Q、R,U、V、Z、Z’、m、p、およびqは本文で定義する通りである。
請求項(抜粋):
と、からなる群から選択される重合体の合成法において、該合成法は、(i)構造CH2=CUVのビニル単量体、無水マレイン酸、N-アルキルマレイミド、N-アリールマレイミド、フマル酸ジアルキル、および環化重合可能な単量体からなる群から選択される反復単位Qと、(ii)と、約0.1を超える連鎖移動定数を有するから選択されるチオカルボニルチオ化合物と、(iii)遊離基源から生成される遊離基と、を接触させることと、 (ii)の分子数対(iii)の分子数の比を変化させることによって形成される重合体の多分散性を制御することとを含み、 式Aの重合体は(i)、(ii)C、および(iii)を接触させることによって生成され、式Bの重合体は(i)、(ii)D、および(iii)とを接触させることによって生成され、 Zは、水素、塩素、任意選択で置換したアルキル、任意選択で置換したアリール、任意選択で置換したヘテロシクリル、任意選択で置換したアルキルチオ、任意選択で置換したアルコキシカルボニル、任意選択で置換したアリールオキシカルボニル(-COOR”)、カルボキシ(-COOH)、任意選択で置換したアシルオキシ(-O2CR”)、任意選択で置換したカルバモイル(-CONR”2)、シアノ(-CN)、ホスホン酸ジアルキルまたはジアリール[-P-(=O)OR”2]、ホスフィン酸ジアルキルまたはジアリール[-P(=O)R”2]、および何らかのメカニズムによって形成される重合体鎖をからなる群から選択され、 Z’は、任意選択で置換したアルキル、任意選択で置換したアリール、および重合体鎖からなる群のメンバから誘導されるm価の部分であって、連結部分が脂肪族炭素、芳香族炭素、および硫黄からなる群から選択され、 Qは、と、無水マレイン酸、N-アルキルマレイミド、N-アリールマレイミド、フマル酸ジアルキル、および環化重合可能な単量体からの反復単位とからなる群から選択され、 Uは、水素、ハロゲン、任意選択で置換したC1-C4アルキルからなる群から選択され、ここで置換基はヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ(OR”)、カルボキシ、アシルオキシ、アロイルオキシ(O2CR”)、アルコキシ-カルボニル、およびアリールオキシ-カルボニル(CO2R”)からなる群から独立に選択され、 Vは、水素、R”、CO2H、CO2R”、COR”、CN、CONH2、CONHR”、CONR”2、O2CR”、OR”およびハロゲンからなる群から選択され、 Rは、任意選択で置換したアルキル、任意選択で置換した飽和の、不飽和の、または芳香族の炭素環または複素環、任意選択で置換したアルキルチオ、任意選択で置換したアルコキシ、任意選択で置換したジアルキルアミノ、有機金属種、および任意の重合メカニズムによって調製された重合体鎖からなる群から選択され、化合物CおよびDにおいてR・は遊離基重合を開始する遊離基脱離基であり、 R”は、任意選択で置換したC1-C18アルキル、C2-C18アルケニル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、アルカリールからなる群から選択され、ここで置換基はエポキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アシル、アシルオキシ、カルボキシ(および塩)、スルホン酸(および塩)、アルコキシ-またはアリールオキシ-カルボニル、イソシアナート、シアノ、シリル、ハロ、およびジアルキルアミノからなる群から独立に選択され、 qは1または1より大きい整数であり、 pは1または1より大きい整数であり、ここでp≧2の場合、R=R’であり、 mは2以上の整数であり、 R’は、任意選択で置換したアルキル、任意選択で置換したアリール、および重合体鎖からなる群のメンバから誘導されるp価の部分であり、連結部分は、脂肪族炭素、芳香族炭素、ケイ素、および硫黄からなる群から選択され、化合物CおよびDにおいてR'・は遊離基重合を開始する遊離基脱離基である、ことを特徴とする方法。
IPC (2件):
FI (2件):
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