特許
J-GLOBAL ID:200903059555688369

非線形歪補償装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-292325
公開番号(公開出願番号):特開平10-145146
出願日: 1996年11月05日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 無線通信システムの通信機において、非線形歪成分を補償する補償係数を格納するための記憶テーブルを使用せずに、送信系の増幅器で発生する非線形歪を補償する手段を提供することを目的とする。【解決手段】 パワー計算部102で求めた送信直交ベースバンド信号のパワーを用いて、補償係数計算部104で近似式により非線形歪補償データを算出し、そのデータを用いて非線形歪補償部106で非線形歪補償を行うとともに、係数更新部124において、変調出力を復調した信号と送信直交ベースバンド信号とから近似式の係数を更新することによって、記憶テーブルを使用せずに、送信系の増幅器で発生する非線形歪を補償することができ、大きな歪低減効果を有する非線形歪補償装置が得られる。
請求項(抜粋):
無線通信システムの通信機に備えられ、送信直交ベースバンド信号のパワー値を計算するパワー計算部と、前記パワー値を用いてあらかじめ設定した近似式により非線形歪補償係数を計算する補償係数計算部と、前記非線形歪補償係数を用いて前記送信直交ベースバンド信号の非線形歪補償を行う非線形歪補償部と、前記非線形歪補償部の出力をアナログ変換するD/A変換部と、前記D/A変換部の出力を直交変調する直交変調部と、前記直交変調部の出力を分配する分配器と、前記分配器の出力の一方を入力して直交検波する直交検波部と、前記直交検波部の出力をディジタル変換するA/D変換部と、前記送信直交ベースバンド信号と前記A/D変換部の出力とを用いて前記近似式の係数を更新する係数更新部とを具備する非線形歪補償装置。
IPC (4件):
H03F 1/32 ,  H04B 1/04 ,  H04B 7/005 ,  H04B 15/00
FI (4件):
H03F 1/32 ,  H04B 1/04 R ,  H04B 7/005 ,  H04B 15/00
引用特許:
審査官引用 (2件)

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