特許
J-GLOBAL ID:200903059556063176

エコーサプレッサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-010961
公開番号(公開出願番号):特開平8-204619
出願日: 1995年01月26日
公開日(公表日): 1996年08月09日
要約:
【要約】【目的】 デジタル無線電話システムの電話機に使用され、音響結合によるエコーを、会話の自然感が損なわれることなく抑圧するエコーサプレッサの提供。【構成】 エコーサプレッサは、受話信号から平均受話信号レベルを検出する音声検出部3と、検出された平均受話信号レベルを、音響信号回り込み路8による伝搬遅延時間だけ遅延する時定数回路4と、送話信号から平均送話信号レベルを検出する音声検出部9、送話信号を、遅延された受話信号レベル及び検出された平均送話信号レベルによって制御された減衰度で減衰する可変減衰器6とを備え、可変減衰器6は、平均送話信号レベルが遅延された受話信号レベルより大きい場合に、減衰度をゼロに設定し、平均送話信号レベルが遅延された受話信号レベル以下の場合に、減衰度を1/N(Nは任意の正の実数)に設定する。
請求項(抜粋):
受話信号を受話音に変換する電気・音変換手段と、送話音に応答して送話信号を発生する音・電気変換手段とを、有する電話機に、組み合わされて使用され、前記電気・音変換手段から出力された前記受話音が前記音・電気変換手段に入力される、前記電気・音変換手段及び前記音・電気変換手段間の音響結合により、発生するエコーを抑圧するためのエコーサプレッサにおいて、前記受話信号を供給され、この受話信号から平均受話信号レベルを検出する平均送話信号レベル検出手段と;この平均送話信号レベル検出手段に接続され、前記平均受話信号レベルを予め定められた時間だけ遅延し、遅延された受話信号レベルを出力する遅延手段と;前記送話信号を供給され、この送話信号から平均送話信号レベルを検出する平均送話信号レベル検出手段と;前記遅延手段と前記平均送話信号レベル検出手段とに接続されると共に、前記送話信号を供給され、この送話信号を、前記遅延された受話信号レベル及び前記平均送話信号レベルによって制御された減衰度で減衰する可変減衰手段と;を備え、前記可変減衰手段は、前記平均送話信号レベルが前記遅延された受話信号レベルより大きい場合に、前記減衰度をゼロに設定し、前記平均送話信号レベルが前記遅延された受話信号レベル以下の場合に、前記減衰度を1/N(Nは任意の正の実数)に設定することを特徴とするエコーサプレッサ。
IPC (2件):
H04B 3/23 ,  H04M 1/60
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-128823
  • 特開昭63-059226

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