特許
J-GLOBAL ID:200903059563123206

ボールジョイント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-155943
公開番号(公開出願番号):特開平8-021431
出願日: 1994年07月07日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】スリーブ部材1に鋳包まれた鋼管で係止爪部4を形成することにより、係止爪部4における割れの軽減または回避に有利なボールジョイントを提供すること。【構成】ボールジョイントは、スリーブ部材1と、軸受部材2と、球状の頭部30を備えた軸状部材3とで構成されている。スリーブ部材1は、溶湯鍛造とも呼ばれる高圧鋳造で形成されたアルミ合金(AC4CH)で構成され、係止爪部4を鋳包んでいる。係止爪部4の先端部の外周面には、断面三角形状の溝16及び円錐面17が形成されている。係止爪部4の先端部40は径内方向つまり矢印X2方向に折り曲げられ、かしめ処理される。
請求項(抜粋):
鋳造で形成され収納室を備えたアルミ合金製のスリーブ部材と、該スリーブ部材の収納室に配置され軸受孔を区画する軸受面を備えた軸受部材と、該軸受部材の軸受孔に揺動可能に保持された球状の頭部を備えた軸状部材とで構成され、該スリーブ部材は、該スリーブ部材に鋳包まれて固定され、先端部が径内方向にかしめられて該軸受部材を外れ止めする鋼管からなる係止爪部を備えていることを特徴とするボールジョイント。

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