特許
J-GLOBAL ID:200903059564150037

グラフィックス表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-107375
公開番号(公開出願番号):特開平10-301558
出願日: 1997年04月24日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】フレームバッファに表示データを圧縮保持する圧縮領域を設け、表示読み出しは圧縮領域を利用してメモリバンド幅を低減し描画性能を向上させる。【解決手段】表示内容を画素データのまま格納する通常領域11と表示内容を圧縮して格納する圧縮領域12とから成るフレームバッファ1と、描画部2と、表示部3とを備え、表示部3は圧縮領域12が有効か無効かの情報を格納するフラグバッファ31と、圧縮部32と、展開部33とを備える。表示読み出し時は、制御部34がフラグバッファ31を参照し、圧縮領域12が有効ならば圧縮領域12から読み出して展開部33で元のデータに復元し表示される。無効なら通常領域11から読み出し表示すると同時に、圧縮部32で圧縮し圧縮領域12に格納しフラグバッファ31に有効フラグをセットする。描画は描画部2が通常領域11に書き込んで行い、書き込んだ場合にフラグバッファ31をクリアする。
請求項(抜粋):
フレームバッファと描画部と表示部とDAコンバータとを有するグラフィックス表示装置において、前記フレームバッファが表示内容をそのまま格納する通常領域と圧縮して格納する圧縮領域とから成り、前記表示部が、前記圧縮領域の内容が有効か無効かを示すフラグ情報を格納するフラグバッファと、前記通常領域の内容を圧縮して前記圧縮領域に書き込む圧縮部と、前記圧縮領域の内容を読み出して圧縮前の元の状態に復元する展開部と、前記フラグバッファ,圧縮部および展開部を制御し、前記描画部から前記通常領域への書き込みが発生したとき前記フラグバッファのフラグ情報を無効にし、前記フレームバッファからの表示読み出しの際に前記フラグバッファのフラグ情報を参照し、有効な場合は前記圧縮領域から読み出しを行って前記展開部により復元した結果を前記DAコンバータに出力し、無効な場合には前記通常領域から読み出した内容をそのまま前記DAコンバータに出力すると共に前記圧縮部により圧縮した結果を前記圧縮領域に書き込み、書き込みが終了したとき前記フラグバッファのフラグ情報を有効にセットする制御部とを備えたことを特徴とするグラフィックス表示装置。

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