特許
J-GLOBAL ID:200903059580603475

ディスクブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上代 哲司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-349982
公開番号(公開出願番号):特開平10-184744
出願日: 1996年12月27日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 液圧開放時に、ピストンの後退する挙動に摩擦パッドを追従させる。さらに、副次効果として鳴き現象を緩和する。以上の作用効果を維持したまま、パッドピンを係脱するだけで、摩擦パツドの交換を容易に実施する。【解決手段】 ピストン4の後退する挙動に摩擦パッド6を追従させるため、摩擦パッド6とピストン4の間に第1シム11と第2シム12を介在させ、摩擦パッド側に介在する第1シム11に摩擦パッドの裏板を挟持する第1の係止爪11aを設け、ピストン側に介在する第2シム12には、ピストン開放端内部の溝部10に弾性的に係着する第3の係止爪12aを設け、第1シムと第2シムのいずれか一方に、他方を弾性的に挟んだまま、ディスク半径方向にスライド可能な第2の係止爪11b、12cを設ける。且つ、第1シム11の材質としてコーテイングシムを採用する。
請求項(抜粋):
ディスクに対向配置する摩擦パッドをキャリパの窓穴部に横架したパッドピンで懸垂し、前記摩擦パッドをキャリパの液圧シリンダに摺動自在に嵌合するピストンにて押圧してディスクに摺接させ、液圧開放時に前記ピストンをリトラクタ機構により後退するようにしてあるオープントップ型のディスクブレーキにおいて、前記ピストンと摩擦パッド間に第1シムと第2シムを介在させ、摩擦パッド側に介在する第1シムには、摩擦パッドの裏板のディスク内外周側の周縁を跨いで裏板を弾性的に挟む第1の係止爪を設け、ピストン側に介在する第2シムには、ピストンに弾性的に係着する第3の係止爪を設け、第1シムと第2シムのいずれか一方のシムに、他方のシムを弾性的に挟んで一体に挙動する第2の係止爪を設けたことを特徴とするディスクブレーキ。
IPC (2件):
F16D 65/095 ,  F16D 55/224 112
FI (2件):
F16D 65/095 K ,  F16D 55/224 112 E

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