特許
J-GLOBAL ID:200903059584394889

デジタルアンギオグラフィ装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-139166
公開番号(公開出願番号):特開平10-322597
出願日: 1997年05月15日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 マスク像とライブ像とをサブトラクションすることによりサブトラクション像(例えば血管像)を得るデジタルアンギオグラフィ装置を提供する。【解決手段】 X線をデジタル信号に変換する平面センサ15と平面センサ16を被検体からの距離をそれぞれ変え、X線管装置4から照射されるX線束に対し同じ角度で、平面センサ15に対し平面センサ16の幾何学的ぼけ量を増やす。制御部(DSA装置)9はX線制御装置12を介してX線管装置4からX線を発生させることにより造影剤を投与されれた被検体3にX線を照射し、被検体3を透過したX線から平面センサ15によりピントの合った撮像データ(ライブ像)を、平面センサ16によりピントのぼけた、血管等の高周波成分が除去された撮像データ(マスク像)を1度のX線照射により同時に収集し制御部(DSA装置)9はそれぞれの撮像データ(ライブ像,マスク像)を演算しサブトラクション像を得る。
請求項(抜粋):
被検体にX線を照射して、前記被検体を透過したX線を検出してX線像を撮像するX線管とX線検出器と、前記X線検出器からの出力X線像をデジタルデータ(撮像データ)に変換する信号変換手段と、前記信号変換手段で変換された撮像データを記憶しておく画像記憶手段とを含むX線像撮像装置でマスク像とライブ像とを撮像し、前記マスク像とライブ像とをサブトラクションすることによりサブトラクション像を得るデジタルアンギオグラフィ装置において、前記X線検出器は、所定の距離を有して配置された2組のX線検出器から成り、前記X線管から照射されるX線束が前記2組のX線検出器に同じ角度で入射し、且つこれらのX線検出器の幾何学的中心が一致するように配置し、前記X線管から1回のX線曝射で前記2組のX線検出器に被検体を透過したX線を入射して前記2組のX線検出器のうち被検体に近い方に配置されたX線検出器でライブ像を検出し、被検体から遠い方に配置されたもう一方のX線検出器でマスク像を検出し、これらのライブ像とマスク像のデータをサブトラクションすることによりサブトラクション像を得ることを特徴とするデジタルアンギオグラフィ装置。
IPC (2件):
H04N 5/325 ,  A61B 6/00 331
FI (2件):
A61B 6/00 350 S ,  A61B 6/00 331 E

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