特許
J-GLOBAL ID:200903059585566675

クロストーク音制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-142461
公開番号(公開出願番号):特開平5-333878
出願日: 1992年06月03日
公開日(公表日): 1993年12月17日
要約:
【要約】【目的】 適応制御に使用されているマイクロホンを省略することができ、小型なハードウエアでクロストーク音を減衰して聞きたい音を聞こえやすくするクロストーク音制御装置を提供する。【構成】 音源7aからの信号を適応制御するアダプティブフィルタ1aと、音源7aからの信号を遅延させる遅延器2aと、音源7bからの信号を適応制御するアダプティブフィルタ1bと、音源7bからの信号を遅延させる遅延器2bと、アダプティブフィルタ1bの出力と遅延器2aの出力を加算する加算器3aと、アダプティブフィルタ1aの出力と遅延器2bの出力を加算する加算器3bと、加算器3aの出力を再生するスピーカ4aと、その再生音に指向性を付ける音響レンズ5aと、加算器3bの出力を再生するスピーカ4bと、その再生音に指向性を付ける音響レンズ5bとを有してから構成されている。
請求項(抜粋):
異なる複数の音源を近接する椅子に内蔵されたスピーカにより再生する音響再生装置において、第1の椅子の背もたれの角度を検出する第1の角度検出器と、第1の音源からの信号を適応制御する第1のアダプティブフィルタと、前記第1のアダプティブフィルタの係数を記憶するメモリと、同じく前記第1の音源からの信号を遅延させる第1の遅延器と、第2の椅子の背もたれの角度を検出する第2の角度検出器と、第2の音源からの信号を適応制御する第2のアダプティブフィルタと、第2のアダプティブフィルタの係数を記憶するメモリと同じく第2の音源からの信号を遅延させる第2の遅延器と、前記第2のアダプティブフィルタの出力と前記第1の遅延器の出力を加算する第1の加算器と、前記第1のアダプティブフィルタの出力と前記第2の遅延器の出力を加算する第2の加算器と、第1の加算器の出力を指向性制御して再生する第1のスピーカと、第2の加算器の出力を指向性制御して再生する第2のスピーカとから構成され、前記第1の角度検出器で検出した信号と前記第2の角度検出器で検出した信号の組合せにより前記第2のアダプティブフィルタが前記第2のアダプティブフィルタの係数を記憶するメモリの内容を読み込み、前記第2のスピーカから伝わるクロストーク音を減衰するように制御され、また前記第1の角度検出器で検出した信号と前記第2の角度検出器で検出した信号の組合せにより前記第1のアダプティブフィルタが前記第1のスピーカから伝わるクロストーク音を減衰するように制御されることを特徴とするクロストーク音制御装置。
IPC (6件):
G10K 11/16 ,  H03H 17/02 ,  H03H 21/00 ,  H04R 3/04 101 ,  H04R 3/12 ,  H04S 7/00

前のページに戻る