特許
J-GLOBAL ID:200903059588982670

液晶注入方法および液体用ディスペンサー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 浩 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-320800
公開番号(公開出願番号):特開平10-142616
出願日: 1996年11月14日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 液晶のロスを少なくして、かつ短時間で液晶セル内に液晶を注入する方法および減圧雰囲気、大気圧雰囲気あるいは加圧雰囲気下で高精度の液晶注入が可能な不活性ガス導入による加圧滴下式の液体用ディスペンサーを提供する。【解決手段】 液晶Bを注入するための注入口22を上方に設けた液晶セル21を減圧雰囲気下の真空室25内に保持し、この真空室25内に配置され、所定量の液晶Bを制御された状態で滴下することが可能な液体用ディスペンサーAを用いて、上記真空室25内の圧力状態と液体用ディスペンサーA内の圧力状態とを調整しつつこの液体用ディスペンサーAの上方に設けられている不活性ガス導入管4からディスペンサー本体1内に不活性ガスを送り込むことにより液体用ディスペンサーA内を加圧して液溜め部7に充填されている液晶Bを上記注入口22から液晶セル21の液晶注入部23に所定量注入する。
請求項(抜粋):
液晶を注入するための少なくとも1個の注入口を設けるように2枚の液晶基板の端部をシール剤で封止して液晶注入部を形成した液晶セルを、その注入口を上に向けた状態で減圧雰囲気下の真空室内に保持したのち、この真空室内に配置された液晶を充填し、その内部を減圧、大気圧、加圧などの任意の圧力状態に調節する機構を具備し、下部に液晶滴下用細管を有する液体用ディスペンサーを用いて、大気圧またはそれ以上の雰囲気下で上記注入口から所定量の液晶を上記液晶注入部に注入することを特徴とする液晶注入方法。

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