特許
J-GLOBAL ID:200903059589528387

フルイディック素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-086333
公開番号(公開出願番号):特開2000-283808
出願日: 1999年03月29日
公開日(公表日): 2000年10月13日
要約:
【要約】【課題】 対称に配置した拡大流路形成部材5の間に形成される流路拡大部14の下流側に絞り流路部15を設け、主円弧C1上に中心を有し、副円弧部9と、主円弧C1と副円弧C2との共通接線で形成される平面部10とで流路拡大部14を構成したフルイディック素子の測定精度を向上する。【解決手段】 流路軸Zから夫々特定の偏位距離の位置にある二点を中心として形成した二つの主円弧C1夫々の、平行直線Sとの最外側の交点を夫々中心とする副円弧C2と、二つの主円弧C1との共通接線とで平面部10を形成し、平面部10とノズル噴出面3との間に逃がし流路開口部13を形成して、拡大流路形成部材5の外側に、逃がし流路部17を形成して、絞り流路部15の絞り流路幅Pwを、主円弧半径Rに対して、1.12≦Pw/R≦1.25の関係を満足するよう設定した。
請求項(抜粋):
流路方向に直交するノズル噴出面を有するノズルを前記流路内に配設し、そのノズルの噴出側に、その流路軸に対して前記ノズルの幅方向に対称な位置に配置された拡大流路形成部材間に形成される流路拡大部を設けると共に、その流路拡大部における流路中央部に、前記ノズルより噴出する噴流の直進を阻止するターゲットを設け、さらに、前記流路拡大部の下流側に前記流路拡大部の後端部よりも狭い流路幅を有する絞り流路部を設けて、前記ノズル噴出面から前記下流側に主円弧半径だけ離間する位置に中心を有し、前記主円弧半径を半径とする主円弧上で、前記ノズル噴出面に対して前記下流側に離間距離だけ離間する平行直線上に中心を有し、副円弧半径を半径として形成される副円弧に沿う副円弧部を、前記拡大流路形成部材の後端側の内面に形成し、前記離間距離と、前記副円弧半径とが、前記主円弧半径に対して所定の寸法関係を満足すると共に、前記ノズル噴出面に向けて前記ノズル側に寄せて描かれた、前記主円弧と前記副円弧とに対する共通接線に沿って、前記ノズル噴出面側に前記副円弧部から滑らかに延出して前記拡大流路形成部材の前端側の内面に平面部を形成して、前記流路拡大部を構成してあるフルイディック素子であって、前記主円弧を、前記流路軸に関して対称に、前記流路軸から夫々特定の偏位距離の位置にある二点を中心として二つ形成し、前記二つの主円弧夫々の前記平行直線との交点の内、最外側の交点を、夫々前記副円弧の中心として、前記二つの主円弧とその主円弧上に中心を有する副円弧との共通接線とで前記平面部を夫々形成してあると共に、前記ターゲットの幅を、前記主円弧半径に対して所定の寸法関係を満足するように設定し、前記平面部と前記ノズル噴出面との間に逃がし流路開口部を形成して、前記拡大流路形成部材の外側に、前記逃がし流路開口部と前記絞り流路部の下流側とを連通する逃がし流路部を形成して、前記絞り流路部の絞り流路幅Pwを、前記主円弧半径Rに対して、1.12≦Pw/R≦1.25の関係を満足するよう形成してあるフルイディック素子。
IPC (2件):
G01F 1/20 ,  G01F 3/22
FI (2件):
G01F 1/20 E ,  G01F 3/22 Z
Fターム (4件):
2F030CC13 ,  2F030CD02 ,  2F030CF05 ,  2F030CF11

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