特許
J-GLOBAL ID:200903059592914026

乾式トナーとその製造方法および転写材再利用のための消色方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-203227
公開番号(公開出願番号):特開平6-027739
出願日: 1992年07月08日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】 転写材への印字が充分に判読可能であり、かつ、転写材の保存が不要になった時には、印字を容易に消色して転写材を再使用することが可能であり、しかも、オフセット現象のない乾式トナーとその製造方法を提供しようとするものである。【構成】 乾式トナーは、a)無色または淡色の電子供与性呈色性有機化合物、b)電子受容性化合物、c)化合物a)とb)による発色に対して消色作用を有する融点が110°C以上の含窒素化合物およびd)結着樹脂を必須成分とし、さらにe)ポリプロピレンワックスを含有することが好ましい。また、該トナーを使用して形成された定着画像を保持する転写材に熱エネルギーを加えると定着画像が消色され、転写材を再利用することができる。このような乾式トナーは、上記化合物a)およびb)と樹脂d)の一部、上記化合物c)と樹脂d)の残部をそれぞれ溶融混練して粉砕し、得られた粉砕物を溶融混練し粉砕することにより製造される。
請求項(抜粋):
a)無色または淡色の電子供与性呈色性有機化合物b)電子受容性化合物c)上記化合物a)およびb)の組み合わせによる発色に対してほぼ不可逆的な消色作用を有する融点が110°C以上の含窒素化合物d)結着樹脂以上の成分a)〜d)を少なくとも含有することを特徴とする乾式トナー。
IPC (4件):
G03G 9/09 ,  G03G 9/08 ,  G03G 9/087 ,  G03G 21/00
FI (4件):
G03G 9/08 392 ,  G03G 9/08 361 ,  G03G 9/08 365 ,  G03G 9/08 381
引用特許:
審査官引用 (1件)

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