特許
J-GLOBAL ID:200903059594781694

大気圧検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福岡 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-285133
公開番号(公開出願番号):特開平6-108910
出願日: 1992年09月29日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】【目的】 吸気系にスロットルバルブをバイパスして燃焼室に空気を供給するバイパスエア供給手段が設けられたエンジンにおいて、吸入空気量を含むエンジンの運転状態を示す複数の運転状態量を用いて間接的に大気圧を検出する場合に、大気圧の誤検出を防止することを目的とする。【構成】 標準大気圧条件下において運転状態ごとにエアフローセンサ8によって計測した吸入空気量に基づいて計算した充填効率からバイパス通路11を通過する空気量に対応する充填効率を減算した値を標準充填効率としてECU20に記憶させる。そして、ISCバルブ12の制御量からバイパス分の充填効率を演算すると共に、該充填効率をエンジン回転数と吸入空気量とから算出される実充填効率から減算した値を大気圧推定用充填効率として、該充填効率と対応する運転状態における上記標準充填効率とを用いて大気圧推定値を算出させる。
請求項(抜粋):
吸気系にスロットルバルブをバイパスして燃焼室に空気を供給するバイパスエア供給手段が設けられたエンジンに適用されて、基準となる大気圧条件下でのエンジンの運転状態に応じた吸入空気量を記憶した基準吸入空気量記憶手段と、エンジンに吸入される吸入吸気量を検出する実吸入吸気量検出手段と、該検出手段で検出した実際の吸入空気量とそのときの運転状態についての上記記憶手段に記憶されている基準吸入空気量との関係から大気圧を推定する大気圧推定手段とが設けられた大気圧検出装置であって、上記基準吸入空気量記憶手段には運転状態ごとにエンジンに吸入される全吸入空気量からスロットルバルブをバイパスするバイパス空気量を減算した値が記憶されていると共に、スロットルバルブをバイパスするバイパス空気量を検出するバイパス空気量検出手段と、該検出手段によって検出されるバイパス空気量に応じて上記大気圧推定手段で推定される大気圧推定値を補正する大気圧推定値補正手段とが設けられていることを特徴とする大気圧検出装置。
IPC (3件):
F02D 45/00 314 ,  F02D 45/00 366 ,  F02D 33/00 310

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