特許
J-GLOBAL ID:200903059604545129

電動式パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-355846
公開番号(公開出願番号):特開平10-181617
出願日: 1996年12月25日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】ブラシレスモータの一つの相が不導通となった場合でも、ステアリングが急激に重くなってしまっていた。【解決手段】FET回路21の各電界効果型トランジスタT1 〜T10間の出力端子21A〜21Eと、励磁コイル31の各相のそれぞれとを、不導通検出回路25を介して接続する。不導通検出回路25は、各出力端子21A〜21Eと励磁コイル31の各相の外端側との間に流れる電流を監視することにより、励磁コイル31の各相の端子電圧が零であるか否かを検出し、その検出結果を制御回路20に供給する。制御回路20は、その検出結果に基づき、ブラシレスモータ10は正常であるか、各相のうちの一つの相が不導通状態である異常であるかを判断し、各相のうちの一つの相が不導通状態である異常時には、クラッチ9及びリレー26はオン状態のまま、ブラシレスモータ10に流れる駆動電流を、正常時に比べて小さくする。
請求項(抜粋):
操舵系に発生する操舵トルクを検出するトルクセンサと、前記操舵系に操舵補助トルクを付与可能な相数が3以上のブラシレスモータと、前記操舵トルクが低減するように前記トルクセンサの検出結果に応じて前記ブラシレスモータを駆動させるコントローラと、を備えた電動式パワーステアリング装置において、前記ブラシレスモータの各相のうちの一つの相が不導通となったことを検出する不導通検出手段と、この不導通検出手段が前記ブラシレスモータの一つの相が不導通であることを検出した異常時には正常時よりも前記ブラシレスモータの駆動電流を小さくする電流抑制手段と、を設けたことを特徴とする電動式パワーステアリング装置。
IPC (4件):
B62D 5/04 ,  B62D 6/00 ,  B62D101:00 ,  B62D119:00
FI (2件):
B62D 5/04 ,  B62D 6/00
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る