特許
J-GLOBAL ID:200903059607254761

X線CT装置およびX線CT撮影方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 井島 藤治 ,  鮫島 信重
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-184721
公開番号(公開出願番号):特開2007-000407
出願日: 2005年06月24日
公開日(公表日): 2007年01月11日
要約:
【課題】 マトリクス構造の2次元エリアX線検出器を持ったX線CT装置でz方向に沿ってスキャンを行う際のz方向のX線管電流値の制御を最適化し、被曝を低減、画質改善を実現する。【解決手段】 2次元エリアX線検出器をz方向に走査させて、取得される被検体のスカウト像からプロファイル分布を求める。そのプロファイル分布の幾何学的特徴パラメータにより、被検体の各z方向座標位置の断層像における画像ノイズのCT値標準偏差値の目標値に最適X線管電流値を求める。2次元エリアX線検出器を用いたコンベンショナルスキャンまたはシネスキャンによるあるz方向座標の断層像は、2次元エリアX線検出器の各列の断層像への寄与率が異なる。この寄与率分布を考慮して、上記最適X線管電流値を実際に制御すべきX線管電流値分布に変換させ、このX線管電流値を用いてスキャンを行い、各々の断層像のノイズを目標値に最適化する。【選択図】 図16
請求項(抜粋):
X線発生装置、並びに、前記X線発生装置と相対する位置に配設されてX線を検出する多列X線検出器またはフラットパネルX線検出器に代表されるマトリクス構造の2次元エリアX線検出器を、被検体の体軸方向であるz方向に移動させながら前記被検体を透過したX線透過データを収集するスカウト像X線データ収集手段と、 前記被検体の断層像撮影の撮影条件を設定する撮影条件設定手段と、 前記X線透過データおよび前記撮影条件に基づいて、前記X線発生装置、並びに、前記多列X線検出器あるいは前記2次元エリアX線検出器からなるX線データ収集系が、あるz方向座標にある場合、前記z方向座標の画像再構成される断層像の各画素への寄与を考慮しながら、前記被検体の体軸方向の前記X線発生装置の電力制御分布を求める各z座標位置撮影条件決定手段と、 前記X線発生装置、並びに、前記多列X線検出器または前記2次元エリアX線検出器の間にある回転中心のまわりに回転運動をさせながら、前記回転中心の近傍にある前記被検体を透過したX線透過データを収集するX線データ収集手段と、 前記X線透過データを画像再構成する画像再構成手段と、 前記画像再構成された断層像を表示する画像表示手段と、 を備えるX線CT装置において、 前記X線データ収集手段は、前記各z座標位置撮影条件決定手段により定められた各z方向座標における撮影条件に従って撮影することを特徴とするX線CT装置。
IPC (1件):
A61B 6/03
FI (1件):
A61B6/03 330B
Fターム (7件):
4C093BA08 ,  4C093BA10 ,  4C093BA17 ,  4C093CA34 ,  4C093EB13 ,  4C093EB17 ,  4C093FA18
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • X線断層撮影方法及びX線断層撮影装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-266220   出願人:ジーイー横河メディカルシステム株式会社
  • 透過X線データ獲得装置およびX線断層像撮影装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-088003   出願人:ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー
  • X線CT装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-313775   出願人:ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー
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審査官引用 (3件)
  • 透過X線データ獲得装置およびX線断層像撮影装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-088003   出願人:ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー
  • X線CT装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-313775   出願人:ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー
  • X線データを取得するためのシステム及び方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-274400   出願人:ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー

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