特許
J-GLOBAL ID:200903059608143890

自動変速機を備えた車両のシフトロック装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-132118
公開番号(公開出願番号):特開平6-344786
出願日: 1993年06月02日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【目的】 イグニッションオフ時にプッシュボタンが強い力で押された場合でもディテントピンの下方への移動を確実にくい止めることができるシフトロック装置を提供する。【構成】 シフトロック装置Sにおいて、イグニッションオフ時には第1シフトロックカム45の回動が規制され、この状態でプッシュボタンが押されてディテントピン14が下方に移動すると、第2シフトロックカム46のみが第2回動中心軸47を軸として回動してストッパ部51に当接する。このため、ディテントピン14はこれ以上下方に移動することができず、PレンジからRレンジへのシフトが係止される。したがって、ブレーキペダルが踏み込まれた状態でプッシュボタン15が強く押されたときでも、ディテントピン14の下方への移動が確実に係止される。
請求項(抜粋):
少なくとも駐車レンジと所定の走行レンジとの間でシフト操作を行うシフトレバーと、該シフトレバーに付設され、非操作時にはディテントピンをシフト操作規制位置に位置させる一方操作時にはディテントピンをシフト操作可能位置に移動させる操作部材と、該操作部材が非操作状態にあるときにはディテントピンと係合して駐車レンジと走行レンジとの間のシフト操作を規制するゲート部を備えたガイド部材と、回動可能に支持され、シフトレバーが駐車レンジに位置しているときにはディテントピンと係合し該ディテントピンの移動に伴って回動するシフトロック部材と、始動キー側に配置され該始動キーがオン状態にあるときには非ロック状態となり、始動キーがオン状態にないときにはロック状態になるロック部材と、ロック部材とシフトロック部材とを連結し、ロック部材が非ロック状態にあるときにはシフトロック部材の回動を規制せず、ロック部材がロック状態にあるときにはシフトロック部材の回動を規制する連結部材とが設けられた自動変速機を備えた車両のシフトロック装置において、シフトロック部材が、第1及び第2の2つの回動中心を備えていて、第1の回動中心を軸として回動する場合はディテントピンのシフト操作可能位置への移動を許容し、第2の回動中心を軸として回動する場合はディテントピンのシフト操作可能位置への移動を係止するようになっていて、ロック部材が非ロック状態にあるときにはディテントピンのシフト操作可能位置方向への移動に対応してシフトロック部材を第1の回動中心を軸として回動させる一方、ロック部材がロック状態にあるときにはディテントピンのシフト操作可能位置方向への移動に対応してシフトロック部材を第2の回動中心を軸として回動させる回動規制手段が設けられていることを特徴とする自動変速機を備えた車両のシフトロック装置。
IPC (3件):
B60K 20/02 ,  B60K 20/04 ,  F16H 61/18

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