特許
J-GLOBAL ID:200903059609301244
自動追尾装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-122146
公開番号(公開出願番号):特開平7-015722
出願日: 1993年05月14日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】低速移動の動体に対する追尾不能性を解消すること。【構成】1フィールド毎の新規の輝度信号Yを取り込むメモリMnと、移動前の1フィールド前の輝度信号Yを記憶しておくメモリMoとを内蔵し、メモリMoの内容の書き換えを行うかどうかを動体の移動状態によって選択し、動体が微少な移動であったとしても、その微少な移動量が累積して1ブロック単位以上になれば追尾制御が可能となる。
請求項(抜粋):
所定数のブロックに等分されてなり当該画面内に所定の領域を規定するようにして移動可能に設定された第1の視野枠内に該当する当該サンプリング時点での映像部分を表すデータを格納する第1のデータ保持手段と、上記第1の視野枠内のブロックと等しい大きさの所定数のブロックに等分されてなり上記第1の視野枠内の特定領域を規定するようにして第1の視野枠内で移動可能に設定された第2の視野枠内に該当する当該以前の周期のサンプリング時点での映像部分を表すデータを格納する第2のデータ保持手段と、所定の相関演算周期毎に当該サンプリング時点での上記第1の視野枠に係る映像部分を表すデータと第2の視野枠に係る当該以前の周期のサンプリング時点での映像部分を表すデータとの相関が最も高くなる上記両視野枠の相互の位置関係を表す相対位置データを該相互の位置関係を逐次変化させるに伴う上記第1のデータ保持手段の保持データと第2のデータ保持手段の保持データとの逐次比較により求める相関演算手段と、当該次の相関演算周期における上記第1の視野枠の新たな設定位置を、該第1の視野枠が当該以前の相関演算周期において設定されていた位置から当該相関演算周期において設定された位置まで移動したときの移動量を表すデータと、当該相関演算周期における上記相関演算手段による相対位置データとの和のデータに相応する値だけ当該相関演算周期における位置からシフトした位置として設定する視野枠位置更新手段と、上記相関演算手段による相関演算周期毎の演算において、演算結果としての相対位置データが当該以前の相関演算周期におけるデータと変化しないときには、次回の相関演算周期での相関演算での基準データとして上記第2のデータ保持手段の当該以前の相関演算周期におけるデータを更新せずにそのまま用い、上記相対位置データが当該以前の相関演算周期におけるデータから変化したときには、当該次の相関演算周期における相関演算での基準データとして上記第2のデータ保持手段のデータを当該相関演算周期での現実の値に更新する相関演算データ更新手段と、を備えたことを特徴とする自動追尾装置。
IPC (2件):
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