特許
J-GLOBAL ID:200903059616554018
エキスパートシステム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-127246
公開番号(公開出願番号):特開平6-337790
出願日: 1993年05月28日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】出現頻度の高い類型的な問題解決に対し、推論処理効率を向上させると共に、処理に要するリソースを減少させることにある。【構成】入力データに基づいて知識ベースを活用して推論を実行して推論結果を得るエキスパートシステムにおいて、出現頻度の多い入力データ群を識別してパターン化し、それと関連して知識ベース3のどの部分が推論実行されたかの記録を推論履歴として推論履歴データベースに蓄積する推論履歴管理機構6と、入力データを登録済入力データパターンと比較し、対象となるパターンが存在するとき推論履歴データベース7の内容を参照しながら知識ベース3の中から推論の対象となるルール群の範囲を限定して抽出し、その知識情報をカレント知識ベース5に格納する対象知識ベース抽出機構4と、入力データに基づいてカレント知識ベースを参照して推論を実行し、実行条件に応じた推論結果を出力する推論機構2とを備える。
請求項(抜粋):
入力データに基づいて知識ベースを参照しながら推論を実行して推論結果を得るエキスパートシステムにおいて、入力データとその入力データに対応して実行されたルール群とその時の推論結果を大系的に履歴管理し、且つ出現頻度の多い入力データ群を識別してパターン化する推論履歴管理機構と、この推論履歴管理機構によりパターン化されたデータ群に関連して知識ベースのどの部分が推論実行されたかを推論履歴として蓄積する推論履歴データベースと、入力データが取込まれると前記推論履歴データベースを参照して該入力データが過去の入力データと類似しているか否かを判定し、類似していると判定されると前記知識ベースの中から推論の対象となるルール群の範囲を限定して知識情報を抽出する対象知識ベース抽出機構と、この対象知識ベース抽出機構により抽出された知識情報をカレント知識情報として格納するカレント知識ベースと、入力データに基づいて前記カレント知識ベースを参照して推論を実行し、その実行条件に応じて推論結果を出力する推論機構とを備えたことを特徴とするエキスパートシステム。
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