特許
J-GLOBAL ID:200903059624662067

銅線伸線用潤滑廃液の処理法及び銅イオン含有溶液の用途

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 功 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-000716
公開番号(公開出願番号):特開平11-192476
出願日: 1998年01月06日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】【課題】 銅線伸線用潤滑廃液の処理法、該処理法により得られる銅イオン含有溶液及びその用途を提供する。【解決手段】 銅線伸線用潤滑廃液を濾過し、アルカリ剤を添加し撹拌した後に静置することにより上部液と底部の凝集沈降物とに分離させ、上部液を抜き出し濾過することにより濾材に油分を吸着させて銅イオン含有溶液を得る。この銅イオン含有溶液は硫化水素による製紙排水の悪臭除臭に使用される。【効果】 銅線伸線用潤滑廃液は水性溶液ではあるが油分、銅イオン、銅粉等を含有しており、従って産業廃棄物に該当するが、従来適当な処理法は存在しなかたが、本発明は潤滑廃液の殆ど全部を占める銅イオン含有溶液を回収し製紙排水を処理するので、産業廃棄物の処理と悪臭による公害に対する方策をもたらす。
請求項(抜粋):
銅線伸線用潤滑廃液を濾過して固形物を除去した上で容器内に導入し、該容器内にアルカリ剤を投入し撹拌した後に静置し、次いで容器内の上部液を容器の下部から抜き取り濾過することにより上部液上に浮遊していた油分を濾材により吸着させて銅イオン含有溶液を回収し、又容器の底部に存在する凝集沈降物を容器から除去することを特徴とする、銅線伸線用潤滑廃液の処理法。
IPC (3件):
C02F 1/00 ,  C01G 3/00 ,  C02F 1/52 CCY
FI (3件):
C02F 1/00 F ,  C01G 3/00 ,  C02F 1/52 CCY K

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