特許
J-GLOBAL ID:200903059625329914

周期成分除去方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-316375
公開番号(公開出願番号):特開平11-134495
出願日: 1997年10月30日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【課題】 画像データのような配列データにノイズ信号成分が重畳されている場合に、元の配列データを劣化することなしにノイズ信号成分を除去する。【解決手段】 処理前画像データにおいて、走査方向に周期的に変化するノイズ信号の1周期の半分に当たる距離だけ互いに離れた2つの画素データの平均を求める平均演算と、この平均演算の逆演算を行なう処理である復元演算とを、実質的に行なうフィルタリング処理が施される。このフィルタリング処理に用いられるフィルタは、中心要素a0に「1.0」が、その中心要素a0から上下左右の4方向にそれぞれ、ノイズ信号の1周期(主走査方向:f1,副走査方向:f2)の1/2だけ離れた要素a2,a4に「1/8」が、また、さらにその1周期の1/2だけ外側の要素a1,a3に「-1/8」がそれぞれ設定された構成である。
請求項(抜粋):
単位データを所定方向に複数並べた配列を表わす第1の配列データから、該第1の配列データに重畳されて前記所定方向に周期的に変化するノイズ信号成分を除去する周期成分除去方法であって、(a)前記第1の配列データにおいて前記所定方向に前記ノイズ信号成分の1周期の半分に当たる距離だけ互いに離れた2つの単位データの平均を求める第1の演算と、前記第1の演算によって生成された第2の配列データに関して前記第1の演算の逆演算を行なう処理である第2の演算と、を実質的に行なうことによって、前記ノイズ信号成分が除去された第3の配列データを生成する工程を備える周期成分除去方法。
IPC (2件):
G06T 5/20 ,  H04N 1/409
FI (2件):
G06F 15/68 400 A ,  H04N 1/40 101 C

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