特許
J-GLOBAL ID:200903059629446036

直接噴射式ディーゼルエンジンの燃焼室

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-159886
公開番号(公開出願番号):特開平8-326543
出願日: 1995年06月02日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【目的】 直接噴射式ディーゼルエンジンの燃焼室において、スワール流れに加えて縦方向渦流を生じさせ、燃料と空気の混合状態を改善して、スモークの発生を防止する。【構成】 燃焼室2の中央部には突起4が形成されているとともに、ピストン上面の開口部3は下方の最大内径よりも絞られ、燃焼室下方の円形状断面部分にはらせん状リブ5が設けられている。開口部3の直径D2と下方の最大内径D1との比(D2/D1)は0.7〜0.85の範囲内にあるように設定されていて、スワール流が燃焼期間の全範囲にわたり一定以上の強さで保存され、その一部がらせん状リブ5によって縦方向渦流に変換されるので、燃焼室の上下方向にも燃料と空気の良好な混合が行われる。
請求項(抜粋):
シリンダ内にスワール流を発生するよう吸気が導入され、ピストンには円形の開口部を有する燃焼室が設けられている直接噴射式ディーゼルエンジンの燃焼室において、前記燃焼室の中央部には突起が設けられていて、前記燃焼室の垂直断面下方には円形状断面の部分が形成されており、円形状断面の部分の入口部の幅は円形状断面の直径よりも小さく、また、前記燃焼室におけるピストン上面の開口部の内径D2と下方部の最大内径D1との比(D2/D1)が0.7〜0.85の範囲内にあるよう設定されるとともに、円形状断面の部分の燃焼室壁には、外方壁部で下向きの速度成分を生じるようにスワール流を偏向させる複数のらせん状リブが設けられていることを特徴とする直接噴射式ディーゼルエンジンの燃焼室。
IPC (2件):
F02B 23/06 ,  F02F 3/26
FI (3件):
F02B 23/06 T ,  F02B 23/06 S ,  F02F 3/26 C

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