特許
J-GLOBAL ID:200903059634677607
りん酸型燃料電池発電装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-340164
公開番号(公開出願番号):特開平9-180744
出願日: 1995年12月27日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】外的要因または内的要因による白金触媒の被毒を未然に防ぐことにより、寿命特性を安定して保持できるりん酸型燃料電池発電装置を提供する。【解決手段】りん酸型燃料電池1と、外部から吸入した空気をりん酸型燃料電池の空気極に供給する空気供給系2と、水素リッチな燃料ガスを生成してりん酸型燃料電池の燃料極に供給する燃料改質系11とを備えたりん酸型燃料電池発電装置において、空気供給系がブロワ4の吐出空気を燃料改質器16のバーナ側などに戻すバイパス弁22,23を有するバイパス経路21と、ブロワの吐出空気中の酸素濃度および大気汚染ガス濃度を監視し、濃度異常を検知したとき発電装置を改質昇温モードに導く空気極触媒の被毒防止手段20とを備える。
請求項(抜粋):
複数の単位セルの積層体からなるりん酸型燃料電池と、フィルタ,ブロワおよび空気制御弁を介して外部から吸入した空気を前記りん酸型燃料電池の空気極に供給する空気供給系と、脱硫器で脱硫済の原燃料を燃料改質器で水蒸気改質し,得られた燃料ガスを高温変成器,低温変成器,およびガス遮断弁を介して前記りん酸型燃料電池の燃料極に供給する燃料改質系とを備えたりん酸型燃料電池発電装置において、前記空気供給系が前記ブロワの吐出空気をその吸入側,前記燃料改質器のバーナ側,または外部に戻すバイパス弁を有するバイパス経路と、前記ブロワーの吐出空気中の酸素濃度および大気汚染ガス濃度を監視し、濃度異常を検知したとき負荷の遮断を指令するとともに、前記空気制御弁,ガス遮断弁の閉鎖、および前記バイパス弁の開放を指令して発電装置を改質昇温モードに導く空気極触媒の被毒防止手段とを備えたことを特徴とするりん酸型燃料電池発電装置。
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