特許
J-GLOBAL ID:200903059639555542

回転形非接触結合器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 絹谷 信雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-281486
公開番号(公開出願番号):特開平5-227064
出願日: 1991年10月28日
公開日(公表日): 1993年09月03日
要約:
【要約】【目的】 信頼性が高くて高品質の信号伝送が可能な回転形非接触結合器を提供する。【構成】 回転軸1の円筒上の周方向に又は平面内で交差形平行2線40を配設する一方、これに対向して固定側に、相隣り合うループアンテナ素子が逆位相差で給電される1又は複数の位相差給電ループアンテナ群50を配置し、両者の間の電磁結合により回転体と固定部間における安定した非接触信号伝送を行う。また、回転軸の中心に片側ループの中心を有する双ループ60を設け、これと機械的に接触しない状態で対向させた位置に同じ形の双ループ70を同様に設け、双ループの中間点に給電することにより回転軸が回転しても常に一定変動範囲で電磁的に結合するように構成する。
請求項(抜粋):
同心的に配置され相対向して相対回転する第1及び第2の円筒面において、第1の円筒面にはそのほぼ全周にわたり終端を互いに接近させて平行2線を取り付け、該平行2線はその中央を始端として一定間隔 P/2ごとに交差させて左右同一の数のループを形成すると共にそのループの終端を短絡あるいは抵抗終端し、他方第2の円筒面には、前記平行2線に対向する形で(2N+1)P/4(N=0,1,2, ......)なる間隔で配置された偶数個のループアンテナ素子から成り、相隣り合うループアンテナ素子に対して(2M+1)π/2(M=0,1,2,......)なる位相差で給電されるループアンテナ群を設けたことを特徴とする回転形非接触結合器。

前のページに戻る