特許
J-GLOBAL ID:200903059649935173

蛍光物質定量装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-315471
公開番号(公開出願番号):特開平9-159527
出願日: 1995年12月04日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 試料中の極微量の蛍光物質から発生する蛍光の光量が極微弱であっても、蛍光光量の測定すなわち蛍光物質の定量を精度よく行なう。【解決手段】 パルスレーザ光源80から出力された励起パルス光は試料90に含まれる蛍光物質を励起する。発生した蛍光はバリアフィルタ92を経て光検出器10に受光される。トリガ回路82は、励起パルス光発生のタイミング信号に基づいて、逆バイアス電源18から出力される逆バイアス電圧を制御し、光検出器10の増倍率は、逆バイアス電圧に基づいて、光検出器10に入射する被測定光のうち蛍光の光量が支配的である一定時間範囲内の時には大きく、そうでない時には小さくなる。光検出器10から出力された電流信号は、積分器20で一定時間積分され、結果が点Pに電圧信号として現れる。この電圧信号は、増幅器30、サンプルホールド回路40およびAD変換器50を介してヒストメモリ60に波高分布が生成され、これに基づいて蛍光光量が測定される。
請求項(抜粋):
パルス光発生タイミング信号に基づいて励起パルス光を出力する励起光源と、前記励起パルス光が照射された試料中の蛍光物質から発生した蛍光を含む被測定光束を受光し、前記被測定光束の光量と設定された増倍率に応じた電流信号を出力する光検出器と、前記パルス光発生タイミング信号に基づいて、前記励起パルス光が発生した時刻以降であって前記被測定光束の内で前記蛍光の光量が支配的となる時刻以降の所定時刻から一定時間範囲であるか否かを示すゲート信号を出力するゲート信号生成手段と、前記ゲート信号に基づいて、前記一定時間範囲外である時の前記増倍率よりも、前記一定時間範囲内である時の前記増倍率を大きく設定する増倍率変更手段と、を備えることを特徴とする蛍光物質定量装置。
IPC (2件):
G01J 3/443 ,  G01N 21/64
FI (2件):
G01J 3/443 ,  G01N 21/64 Z

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