特許
J-GLOBAL ID:200903059651802431

ガスタービンコーティング翼の劣化診断方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-153216
公開番号(公開出願番号):特開平7-012709
出願日: 1993年06月24日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】合理的で精度が高くかつ信頼性のある劣化度の診断方法の提供。【構成】予め、コーティング翼の稼働時間および起動回数と破壊強度との関係およびコーティング材料組織の界面の元素分布量と破壊強度との関係を実験的に求めておき、そして評価対象コーティング翼の診断時には、評価対象コーティング翼の稼働時間と起動回数を算出し、この算出値から前記予め求められている稼働時間および起動回数と破壊強度との関係を用いて、評価対象コーティング翼の破壊強度を算出して劣化度を評価し、その劣化度評価結果が、所定値に達している場合には、評価対象コーティング翼の母材とコーティング材との界面近傍の元素の分布量を検出し、その検出結果に基づき、評価対象コーティング翼の所定時間後の界面近傍の元素の分布量を算出し、この算出された界面近傍の元素の分布量から、前記予め求められている界面近傍の元素の分布量と破壊強度との関係を用いて、評価対象コーティング翼の破壊強度を算出し、劣化度を診断する。
請求項(抜粋):
翼母材の表面に、耐熱若しくは耐食材料がコーティングされているコーティング翼の劣化を診断するコーティング翼の劣化診断方法において、予め、コーティング翼の稼働時間および起動回数と破壊強度との関係、およびコーティング材料組織の界面の元素分布量と破壊強度との関係を実験的に求めておき、評価対象コーティング翼の稼働時間と起動回数を算出し、この算出値から前記予め求められている稼働時間および起動回数と破壊強度との関係を用いて、前記評価対象コーティング翼の破壊強度を算出して劣化度を評価し、その劣化度評価結果が、所定値に達している場合には、評価対象コーティング翼の母材とコーティング材との界面近傍の元素の分布量を検出し、その検出結果に基づき、前記評価対象コーティング翼の所定時間後の界面近傍の元素の分布量を算出し、この算出された界面近傍の元素の分布量から、前記予め求められている界面近傍の元素の分布量と破壊強度との関係を用いて、前記評価対象コーティング翼の破壊強度を算出し、前記評価対象コーティング翼の劣化度を診断するようにしたことを特徴とするガスタービンコーティング翼の劣化診断方法。
IPC (2件):
G01N 17/00 ,  G01N 33/20

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