特許
J-GLOBAL ID:200903059652965288
タンデム型交流発電機の界磁ロータ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-111873
公開番号(公開出願番号):特開平6-022518
出願日: 1993年05月13日
公開日(公表日): 1994年01月28日
要約:
【要約】【目的】 タンデム型界磁ロータのスリップリングと界磁コイルとの間に信頼性の高い相互連結装置を提供すること。【構成】 1対の離隔された界磁コイル(91,92)が1組の磁気コア片(16,18,20,22)の中に取付けられたボビン(12,14)上に巻き付けられている。2つのL字形導電体(27,28)がコア片の貫通孔を通り、巻線をスリップリング(72,74)に連結する。この貫通孔とコア片における凹所とに寸法が合致する絶縁された導電体の支持体がL字形導電体の導電体を支持し、これをコア片から絶縁している。前記コア片はロータシャフト(10)と一緒に回転するように取付けられており、それらの外周においては、ロータの磁極を形成する互いに挟み込まれた爪を有している。
請求項(抜粋):
自動車のタンデム型交流発電機の界磁ロータにおいて、ロータシャフトと、絶縁されたボビン上に各々が巻き付けられた第1および第2のロータコイルと、前記第1および第2のコイルのそれぞれのボビンを取囲み、かつ支持する第1および第2の極片であって、前記第1および第2の極片が、前記シャフト上において、前記シャフトの軸線に対して直角になった全体表面において互いに他と係合するように、軸線方向に取付けられている、その第1および第2の極片と、前記シャフト上に取付けられて、それと共に回転するようになっていて、前記シャフト上で前記第1および第2の極片に対して外側に位置している第1および第2のスリップリングと、前記全体表面において前記極片の間に位置した絶縁された導電体の支持体であって、前記導電体の支持体が、前記シャフトを受留めるための中央開口と、前記中央開口の両側において外側へ延在した1対の半径方向フランジ部分とを有した電気的に絶縁された導電体の支持部材であって、前記フランジ部分がそれぞれ1対の、あるいは半径方向に延在した電気的な導電体のための、前記導電体を取囲んだ絶縁支持体を提供し、各々の前記導電体がその支持フランジ部材の外端から外へ延在していて接触表面を形成している、その導電体支持部材と、各々が前記フランジ部分の1つから軸線方向外側へ延在した1対の中空の絶縁管であって、前記絶縁管が前記半径方向に延在した導電体の1つの内端に電気的に接触した軸線方向に延在した導電体を取囲み、かつ支持している、その1対の中空の絶縁管と、からなっている、その導電体の支持体と、前記1対の絶縁管をそれぞれ受留めるために、前記極片の1つを貫通した1対の離隔された軸線方向の通路と、前記軸線方向に延在した導電体の各々の外端を、前記スリップリングの1つに対して電気的に連結するための部材と、前記ボビンの各々に固定され、かつそれから軸線方向に延在した1対の弾性的な導電性の接触部材であって、各々の前記接触部材がコイルの一端で電気的に連結されていて、前記半径方向に延在した導電体の1つの外端によって形成された接触表面と係合するように位置している、その接触部材とを含むことを特徴とするタンデム型交流発電機の界磁ロータ。
IPC (2件):
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