特許

J-GLOBAL ID：200903059656624493

ガスタービン燃焼器

発明者： 萬代 重実 ,  五良 哲雄 ,  田中 克則 ,  西田 幸一
出願人/特許権者： 三菱重工業株式会社
代理人 (1件)： 石田 敬 (外4名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-070893
公開番号（公開出願番号）：特開2001-254946
出願日： 2000年03月14日
公開日（公表日）： 2001年09月21日
要約：

【要約】【課題】 燃焼安定性がよく薄い燃料濃度でも燃焼をおこなうことのできるガスタービン燃焼器を提供することを目的とする。【解決手段】 パイロット火炎を予混合気に滑らかに接触せしめるべくパイロットコーン(17)の後端縁が軸線に略平行になるまで延長されている。したがって、スワール流路(15)から出た予混合気がパイロットコーンの外面に沿って矢印(201)のように流れるのに対して、パイロット火炎もパイロットコーンの内面に沿って矢印(202)のように流れ、両者は略平行な状態で混合し乱れが発生しにくく、火炎が安定するのである。火炎が安定性が向上すればより薄い燃料濃度で燃焼することができNOxを低減することができる。また、燃焼が安定すれば熱発生率の急上昇の発生もなくなり、これもNOxの低減に寄与する。

請求項（抜粋）：

パイロットバーナの周りにスワール空気流路内に燃料を噴射して成る予混合器を複数配設し、パイロットバーナの後端に設けた拡管形状のパイロットコーンにより導かれるパイロット火炎を予混合器から排出された予混合気と混合して燃焼ガスを得るガスタービン燃焼器において、予混合気とパイロット火炎の混合領域の乱れを低減し、あるいは、パイロット火炎を安定させて、予混合気が着火して発生した火炎を安定させる火炎安定化手段を具備することを特徴とするガスタービン燃焼器。

IPC (4件)：

F23R 3/20 ,  F23R 3/14 ,  F23R 3/32 ,  F23R 3/34

FI (4件)：

F23R 3/20 ,  F23R 3/14 ,  F23R 3/32 ,  F23R 3/34

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 油焚き燃焼器
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-112549   出願人：三菱重工業株式会社
• 燃焼器及びその運転方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-023544   出願人：三菱重工業株式会社