特許
J-GLOBAL ID:200903059657305197

白金族元素と低塩基性不純物の分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鴨田 朝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-063473
公開番号(公開出願番号):特開平8-239721
出願日: 1995年02月28日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】【目的】 白金族含有水溶液の液組成が大きく変動した場合でも、低塩基性不純物を選択的かつ定量的に沈澱分離することができ、さらに、ロジウムイオン共存した場合でも、共沈によるロジウムの損失を最小限にする。【構成】 ロジウム、白金、パラジウムを含有し、不純物としてビスマス、テルル、鉄、アンチモン、砒素、スズが共存する水溶液中に、上記白金族元素および不純物の合計モル濃度をMとして、-logM+3.3を目標としてpH値を炭酸水素ナトリウムにより調整し、かつ、該水溶液中の全塩化物イオン濃度を6モル/リットル以上として、生成する沈澱を分離することを特徴とする白金族と低塩基性不純物の分離方法。
請求項(抜粋):
ロジウム、白金、パラジウムの内、いずれか一元素以上の白金族元素を含有する水溶液中に、不純物としてビスマス、テルル、鉄、アンチモン、砒素、スズのいずれか一元素以上が共存する場合に、上記白金族元素および不純物の合計モル濃度をMとして、-logM+3.3±0.5に相当するpH値にアルカリを用いて調整し、生成する沈澱を分離することを特徴とする白金族元素と低塩基性不純物の分離方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-021341

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