特許
J-GLOBAL ID:200903059660607390
移動間仕切壁の免震支持装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大塚 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-159159
公開番号(公開出願番号):特開2000-346130
出願日: 1999年06月07日
公開日(公表日): 2000年12月12日
要約:
【要約】【課題】 地震により壁体と床との間に相対振動が生じた場合に、この振動を吸収し、吊車との結合部やレールとの係合部の破損を回避する移動間仕切壁の免震支持装置を提供する。【解決手段】 壁体4の下部内に弾性支持部材6を固定する。脚部材7の上部を弾性支持部材6に上下方向に弾性的に支持し、下部を建物の床面22に傾斜自在に接合して免震支持装置5を構成する。弾性支持部材6は、ばね受け筒8と、その内部のばね9と、その下方のベースナット10とを有する。ベースナット10は、ばね受け筒8内で回転できないが、上下動可能である。脚部材7は、床面22上に接合される支持座11と、これに傾斜及び回転自在に連結されたねじ棒12とを有する。ねじ棒12は、中間でベースナット10に螺挿され、上部がばね受け筒8内を上方へ伸びる。壁体4と床22との垂直方向の相対振動はばね9の伸縮で吸収し、水平方向の相対振動は支持座11に対するねじ棒12の傾斜で吸収する。
請求項(抜粋):
建物の天井に敷設されたレール沿ってに吊車を転動させて移動自在な壁体を所望の位置で床面に支持する装置であって、壁体の下部内に固定された弾性支持部材と、上部においてこの弾性支持部材に上下方向に弾性的に支持され下部において建物の床面に傾斜自在に接合される脚部材とを具備し、前記弾性支持部材は、壁体内に固定されたばね受け筒と、このばね受け筒内に保持されたばねと、このばねの下方に位置してばね受け筒内に上下動自在で回転不可能に保持されたベースナットとを具備し、前記脚部材は、前記床面上に接合される支持座と、下端においてこの支持座に対して傾斜及び回転自在に連結され中間において前記ベースナットに螺挿され上部が前記ばね受け筒内を上方へ伸びるねじ棒とを具備し、壁体と床との垂直方向の相対振動は前記ばねの伸縮によりこれを吸収し、水平方向の相対振動は前記支持座に対する前記ねじ棒の傾斜によりこれを吸収するようにしたことを特徴とする移動間仕切壁の免震支持装置。
IPC (2件):
FI (2件):
F16F 15/04 A
, E06B 7/18 Z
Fターム (14件):
2E036AA09
, 2E036BA01
, 2E036DA06
, 2E036EB02
, 2E036EC01
, 2E036FA04
, 2E036FB01
, 2E036GA02
, 2E036HB03
, 3J048AA03
, 3J048BC03
, 3J048BG01
, 3J048DA01
, 3J048EA38
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
耐震移動壁構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-120561
出願人:松田悦一, 松田昭
-
特開平4-338097
審査官引用 (2件)
-
耐震移動壁構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-120561
出願人:松田悦一, 松田昭
-
特開平4-338097
前のページに戻る