特許
J-GLOBAL ID:200903059672051908

汚染地下水及び汚染地層の浄化方法及び浄化システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-356560
公開番号(公開出願番号):特開2000-176487
出願日: 1998年12月15日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】【課題】 汚染サイトの浄化期間を短縮する。【解決手段】 この揚水井10から汲み上げられた地下水に、上記化学物質の分解酵素を誘導するための誘導基質を溶解して汚染サイトに供給する複数の注入井12を揚水井10を挟んでその周囲に配置している。従って、注入井12に注入された地下水は、揚水井の周辺から揚水井10に向けて流れる。そこで、揚水井10の周辺に汚染化学物質を分解する菌を増殖させることができる。また、揚水井10に流れ込む地下水は、この菌が生育している地層を通過したものになる。これによって、揚水井10に循環する地下水中の汚染化学物質を効果的に除去することができ、汚染サイトの浄化期間を大幅に短縮することができる。
請求項(抜粋):
化学物質によって汚染された汚染サイトにおける地下水、地層を浄化する汚染地下水及び汚染地層の浄化方法において、汚染サイトに設けられた揚水井から地下水を汲み上げ、汲み上げられた地下水に、上記化学物質の分解酵素を誘導するための誘導基質を溶解し、得られた誘導基質を溶解した地下水を、上記揚水井を挟んでその周囲に配置された複数の注入井に注入して、上記誘導物質を揚水井の周囲から揚水井に向けて拡散させ、揚水井の周囲に生育する細菌によって上記誘導物質から生成される酵素を利用して上記化学物質を分解することを特徴とする汚染地下水及び汚染地層の浄化方法。
IPC (7件):
C02F 3/34 ZAB ,  A62D 3/00 ,  B09C 1/10 ,  C02F 1/00 ,  C02F 1/50 510 ,  C02F 1/50 520 ,  C02F 1/50 531
FI (7件):
C02F 3/34 ZAB Z ,  A62D 3/00 ,  C02F 1/00 P ,  C02F 1/50 510 C ,  C02F 1/50 520 A ,  C02F 1/50 531 Q ,  B09B 3/00 E
Fターム (19件):
2E191BA12 ,  2E191BA15 ,  2E191BB01 ,  2E191BC01 ,  2E191BD11 ,  2E191BD20 ,  4D004AA41 ,  4D004AB05 ,  4D004AB06 ,  4D004AC07 ,  4D004CA18 ,  4D004CA20 ,  4D004CA41 ,  4D004CB21 ,  4D004CB42 ,  4D004CB50 ,  4D004CC01 ,  4D004CC11 ,  4D040DD03
引用特許:
審査官引用 (4件)
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