特許
J-GLOBAL ID:200903059674014155

金属材料用表面処理剤組成物および処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-053170
公開番号(公開出願番号):特開平9-241576
出願日: 1996年03月11日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】 金属材料の耐食性を増進する表面処理剤組成物および処理方法の提供。【解決手段】 (A)活性水素含有アミノ基、エポキシ基などの反応性官能基を有するシランカップリング剤成分と、(B)式(I)の重合単位のオリゴマー又はポリマー(平均重合度=2〜50)からなる水溶性重合体成分とを含む水性処理液を金属材料表面に付着させ乾燥して0.01〜2.0g/m2 の皮膜を形成する。【化1】
請求項(抜粋):
水性媒体と、この水性媒体中に溶解された下記成分:(A)活性水素含有アミノ基、エポキシ基、ビニル基、メルカプト基およびメタクリロキシ基から選ばれた少なくとも1個の反応性官能基を有する1種以上のシランカップリング化合物からなるシランカップリング剤成分および(B)下記一般式(I)により表わされる1種以上の重合単位を2〜50の平均重合度で含む1種以上の水溶性重合体からなる水溶性重合体成分:【化1】〔但し、式中、ベンゼン環に結合しているXは、水素原子、ヒドロキシル基、C1-5 アルキル基、C1-5 ヒドロキシアルキル基、C6-12のアリール基、ベンジル基、ベンザル基、前記ベンゼン環に縮合して、ナフタレン環を形成する不飽和ハイドロカーボングループ、又は下記式(II)の基:【化2】を表し、式(II)のR1 およびR2 は、それぞれ互いに独立に、水素原子、ヒドロキシル基、C1-5 アルキル基、又はC1-10ヒドロキシアルキル基を表し、式(I)および(II) において、ベンゼン環に結合しているY1 およびY2 は、それぞれ互いに独立に、下記式(III)又は(IV) により表わされるZ基の1種:【化3】を表し、前記式(III)および(IV) 中のR3 ,R4 ,R5 ,R6 およびR7 は、それぞれ互いに独立に、水素原子、C1-10アルキル基又はC1-10ヒドロキシアルキル基を表し、前記複数の重合単位のベンゼン環に結合しているX,Y1 およびY2 基のそれぞれは、他のベンゼン環に結合しているX、Y1 およびY2 のそれぞれと同一であってもよく、又は互いに異なっていてもよく、前記複数の重合単位のベンゼン環における前記Z基の置換数の平均値は0.2〜1.0である。〕を含むことを特徴とする金属材料用表面処理剤組成物。
IPC (4件):
C09D161/06 PHF ,  B05D 3/10 ,  C08G 8/12 ,  C23C 22/48
FI (4件):
C09D161/06 PHF ,  B05D 3/10 H ,  C08G 8/12 ,  C23C 22/48
引用特許:
審査官引用 (11件)
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