特許
J-GLOBAL ID:200903059680605670

車両用スタビライザ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-222067
公開番号(公開出願番号):特開平8-085330
出願日: 1994年09月16日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】 細かな凹凸の多い路面を走行中におけるスタビライザ装置に起因した車両の乗り心地の悪化を防止する。【構成】 スタビライザバーの一端とサスペンションアームとの間に油圧シリンダ装置30を配設する。油圧シリンダ装置30のシリンダ31の上下室の各作動油圧のうちで、選択バルブ40により選択された高圧側の作動油圧を油路P1,P2を介してコントロールバルブ50のコントロールポート51f,51gに導く。油路P2内にはオリフィス55及びアキュムレータ56からなる高周波成分除去手段を配設し、前記高圧側の作動油圧に高周波成分が含まれている場合には、コントロールバルブ50がシリンダ31の上下室を連通させる。これにより、細かな凹凸の多い路面を走行中においては、車両のスタビライザバーの機能が発揮されないようにする。
請求項(抜粋):
車体に軸線回りに回動可能に支持されるとともに左右輪をそれぞれ車体に対して上下方向に揺動可能に支持する一対の支持部材に両端にてそれぞれ連結されてなり軸線回りの捩れに対してばね性を有するスタビライザバーと、前記少なくとも一方の支持部材と前記スタビライザバーの一端との間に介装され流体を満たすとともにピストンにより上下室に区画されてなり同ピストンに固定したピストンロッドの一端を突出させたシリンダとを備え、前記一方の支持部材又は前記スタビライザバーの一端うちの一方にシリンダを接続するとともに他方に前記ピストンロッドの一端を接続するようにした車両用スタビライザ装置において、前記シリンダの上下室のうちの高圧側の圧力を選択する選択バルブと、前記選択された圧力と同圧力の高い周波数成分のみを除去した圧力との差圧が大きいとき前記シリンダの上下室を連通させかつ同差圧が小さいとき同上下室の連通を解除するコントロールバルブとを設けたことを特徴とする車両用スタビライザ装置。
IPC (2件):
B60G 21/10 ,  B60G 21/055

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