特許

J-GLOBAL ID：200903059683622796

プリズムの位置調整機構及び方法

発明者： 西嶋 立身 ,  小沼 順弘 ,  長井 究一郎
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所
代理人 (1件)： 武 顕次郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-256989
公開番号（公開出願番号）：特開平10-104762
出願日： 1996年09月27日
公開日（公表日）： 1998年04月24日
要約：

【要約】【課題】 固定のプリズムに圧着した状態で可動のプリズムを移動可能とし、子の可動のプリズムの位置調整を高精度にできるようにする。【解決手段】 固定のプリズム1の基準面にプリズム部20のプリズム2がスプリングによって圧着されており(図3(a))、ねじ49aを回転させると、プリズム部20のこのねじ49a側が、例えば、矢印b側に移動して、基準サイド板40に対して傾く(図3(b))。この移動中、プリズム2はプリズム1の基準面に圧着されている。次に、ねじ49bを回転させると、プリズム部20のこのねじ49b側が、この矢印b側に移動して、このプリズム部20の傾きがなくなるようにする(図3(c))。このようにねじ49a,49bの操作することにより、プリズム2を、プリズム1の基準面に圧着させたまま、ジグザグに移動させることにより、所定の位置まで移動させることができる。

請求項（抜粋）：

光源からの照明光を複数のプリズム部を介して液晶パネルに照射し、該液晶パネルからの反射光を該複数のプリズム部を介してスクリーン上に投写する液晶プロジェクタにおける該複数のプリズムの相対位置を変化させる位置調整機構であって、該複数のプリズム部は、少なくとも、基準面を有しかつ固定して配置される第1のプリズム部と、該第1のプリズム部の該基準面に移動可能に圧着された第2のプリズム部とを含み、該第2のプリズム部を該第1のプリズム部の基準面に圧着させる圧着部と、該第2のプリズム部を該第1のプリズム部の基準面に沿って移動させる第1の位置調整部と、該第1の位置調整部から離れた位置に設けられて、該第2のプリズム部を該第1のプリズム部の基準面に沿って移動させる第2の位置調整部と、該基準面に沿って移動する該第2のプリズム部を案内する案内部とを備え、該第1の位置調整部により、該第2のプリズム部を該案内部に対して傾けて移動させた後、該第2の位置調整部により、該第2のプリズム部の該傾きを補正する方向に、該第2のプリズム部を移動させるように構成したことを特徴とするプリズムの位置調整機構。