特許
J-GLOBAL ID:200903059687135504

荷重応動制動液圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-336715
公開番号(公開出願番号):特開平10-230830
出願日: 1997年12月08日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 ブレーキ急作動時、または車両走行中のブレーキ非作動時の荷重検知機構から発生する打音を防止し、使用される緩衝部材の耐久性をよくする。【解決手段】 ブレーキマスタシリンダなどからの液圧でそれぞれ応動する一対のプランジャ3, 4の開閉により、該液圧を所定の割合で減圧し、後輪ブレーキシリンダにそれぞれ伝達する弁機構5, 6と、積載荷重に応じた荷重を各プランジャ3, 4に作用せしめて、弁機構5, 6の減圧動作開始点を移動させる荷重検知機構11とからなる荷重応動制動液圧制御装置1 であり、イコライザ14の、荷重検知レバー13と当接する部分に凹部14b を形成し、該凹部14b に弾性材からなる緩衝部材19a を固着し、非作動中は、該緩衝部材19a により、前記イコライザ14と前記荷重検知レバー13とを離隔し、作動中は、該荷重検知レバー13により前記緩衝部材19a を押圧、変形させて、前記イコライザ14と前記荷重検知レバー13とを直接当接させる。
請求項(抜粋):
ハウジング内に摺動自在に配設され、ブレーキマスタシリンダなどからの液圧でそれぞれ独立して応動する一対のプランジャの開閉によって、該マスタシリンダなどの液圧を所定の割合で減圧して、左右後輪ブレーキシリンダにそれぞれ伝達する弁機構と、車両の積載荷重に応じた荷重を前記各プランジャに作用せしめて、前記弁機構の減圧動作開始点を移動させる荷重検知機構とからなり、該荷重検知機構は、その一端が車軸側に連結され、かつ前記車両の積載荷重に応じた付勢力を付与するスプリングと、その一端が前記弁機構のハウジングに揺動可能に支持され、かつその他端が前記スプリングの他端に連結された荷重検知レバーと、前記各プランジャの一端に当接するイコライザと、該イコライザを前記荷重検知レバーの所定位置に固着させるためのクランプ部材とからなる液圧制御装置において、前記イコライザの、前記荷重検知レバーと当接する部分に凹部を形成し、該凹部に弾性材からなる緩衝部材を固着し、非作動中は、該緩衝部材により、前記イコライザと前記荷重検知レバーとを離隔し、作動中は、該荷重検知レバーにより前記緩衝部材を押圧、変形させて、前記イコライザと前記荷重検知レバーとを直接当接させることを特徴とする荷重応動制動液圧制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/30 ,  B60T 13/12
FI (2件):
B60T 8/30 B ,  B60T 13/12 Z

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