特許
J-GLOBAL ID:200903059687725786

サスペンシヨン装置のための電気制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-272826
公開番号(公開出願番号):特開平5-112113
出願日: 1991年10月21日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】 アンチロック装置が作動した場合でも、ブレーキ油圧を精度よく推定してサスペンション特性を制御する。【構成】 アンチロック油圧制御装置15が作動していない状態では、コンピュータ16が車輪減速度αに基づいてブレーキ油圧P=KWα/4(K:変換係数,W:車両重量)を計算する。コンピュータ16の制御によってアンチロック油圧制御装置15が作動した状態では、コンピュータ16が同装置15の増圧および減圧の各累積時間TU,TDに基づいて、ブレーキ油圧P=KUTU-KDTD+P0(KU:増圧係数,KD:減圧係数,P0:初期値)を計算する。この計算したブレーキ油圧Pはコンピュータ24に転送され、同コンピュータ24がショックアブソーバ21a〜21dの減衰力を制御して、ブレーキペダル12の踏み込み時の車両のノーズダイブを防止する。
請求項(抜粋):
ブレーキペダルの踏み込み量に応じたブレーキ油圧をホイールシリンダに供給して車輪に制動力を付与するブレーキ油圧装置と、前記制動力の付与によって車輪がロックしそうな状態にあるとき作動して前記ホイールシリンダに供給されるブレーキ油圧を増減制御することにより同車輪のロックを回避するアンチロック制御装置を備えた車両に適用され、サスペンション装置のサスペンション特性を制御するサスペンション装置のための電気制御装置を、車輪の減速度を検出する減速度検出手段と、ブレーキペダルの踏み込み操作時であって前記アンチロック制御装置が非作動状態にあるとき前記検出された減速度に基づいて前記ホイールシリンダに供給されるブレーキ油圧を推定する第1ブレーキ油圧推定手段と、ブレーキペダルの踏み込み操作時であって前記アンチロック制御装置が作動状態にあるとき前記アンチロック制御手段によるブレーキ油圧の増減制御時間に基づいて前記ホイールシリンダに供給されるブレーキ油圧を推定する第2ブレーキ油圧推定手段と、前記第1および第2ブレーキ油圧推定手段による推定ブレーキ油圧に応じて前記サスペンション装置を制御して前記推定ブレーキ油圧が高くなるにしたがって同サスペンション装置のサスペンション特性をハード側に制御するサスペンション特性制御手段とで構成したことを特徴とするサスペンション装置のための電気制御装置。
IPC (2件):
B60G 17/015 ,  B60T 8/72

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