特許
J-GLOBAL ID:200903059689118240

波長変換光学系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細江 利昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-210979
公開番号(公開出願番号):特開2006-030720
出願日: 2004年07月20日
公開日(公表日): 2006年02月02日
要約:
【課題】 ダイクロイックミラーを使用せず、従って長時間使用しても波長変換効率の低下が少ない波長変換光学系を提供する。【解決手段】 P偏光の基本波1と、P偏光の7倍波3は、それぞれレンズ4、レンズ5により、CLBOからなる8倍波発生用波長変換素子6の入射面6aに集光される。8倍波発生用波長変換素子6の入射面6aは、その光軸に対して57.7°の角度をなすようにカットされ、この入射面6aに対して、基本波1は入射角52.2°で、7倍波3は57.7°で入射する。8倍波発生用波長変換素子6における基本波1の屈折率は1.478であり、7倍波3の屈折率は1.582であるので、屈折後の基本波1と7倍波3は共に8倍波発生用波長変換素子6の光軸に沿って進むようにカップリングされ、これにより、8倍波発生用波長変換素子6を通過するときに効率的に8倍波に変換される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
波長変換素子と他の光学素子を組み合わせた光学系により、基本波から7倍波を作成し、当該基本波と7倍波を8倍波発生用波長変換素子に入射させることにより8倍波を形成する光学系であって、前記8倍波発生用波長変換素子の入射面を、その光軸(位相整合の方向と平行な軸)に垂直な方向に対して斜めにカットし、入射した前記基本波と7倍波が、前記入射面で屈折して、前記8倍波発生用波長変換素子内での光路が略同一、かつ位相整合方向と平行となるように構成したことを特徴とする波長変換光学系。
IPC (1件):
G02F 1/37
FI (1件):
G02F1/37
Fターム (5件):
2K002AB12 ,  2K002BA01 ,  2K002CA02 ,  2K002DA01 ,  2K002HA20
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • レーザ治療装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-078636   出願人:株式会社ニコン

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