特許
J-GLOBAL ID:200903059689885330

デルタシグマ型A/Dコンバータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-284845
公開番号(公開出願番号):特開平7-143006
出願日: 1993年11月15日
公開日(公表日): 1995年06月02日
要約:
【要約】【目的】 ΔΣ型A/Dコンバータにおいて、ΔΣ変調器が微小AC入力または無入力の場合に、量子化データの量子化ノイズ中に発生するトーン成分が出力に現れないようにすること。【構成】 5つの積分器6〜10は縦続接続され、それぞれの出力は加算され、その加算結果Vaはコンパレータ15により、1ビットデータDに量子化される。1ビットD/Aコンバータ16はデータDの極性に応じて、+Vrefまたは-Vrefの量子化ステップを、積分器6への入力から減算する。積分器6の入力側にDCオフセット電圧Vdcを加えることによって量子化ノイズのトーン成分の周波数をデジタルフィルタのパスバンド外に移動させる。したがって、このトーン成分はデジタルフィルタによってフィルタリングされ、折返しなどによってパスバンドに現れることがない。
請求項(抜粋):
アナログ入力をオーバーサンプリングし、デルタシグマ変調された量子化データに変換するデルタシグマ変調部と、該デルタシグマ変調部からの量子化データを周波数帯域が制限されたデジタル出力に変換するデジタルフィルタ部とを有するデルタシグマ型A/Dコンバータにおいて、前記量子化データに含まれる量子化ノイズのトーン成分の周波数を、前記デジタルフィルタ部の周波数帯域外に移動させるように前記デルタシグマ変調部の積分器入力側にDCオフセットを加える手段を具えたことを特徴とするデルタシグマ型A/Dコンバータ。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-101027

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