特許
J-GLOBAL ID:200903059693106176
発光層の光出力を高めるアンダーコートを有する電気ランプ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 暁秀 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-520815
公開番号(公開出願番号):特表平9-510048
出願日: 1995年11月06日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】電気ランプ内で発生される紫外線が照射されると可視光を生じる発光層(17)をランプ容器(3)上に有する電気ランプ。発光層(17)に対するアンダーコートがランプの発光効率を高める。このアンダーコートは、約0.05μm よりも小さな微結晶一次粒子粒径を有するガンマアルミナから主として成る凝集粒子状物質を有する。このアンダーコートはある種の蛍光ランプの発光効率を高めるのに有効である為、これら蛍光ランプは1992年のエネルギー政策条令の最小効率条件を満足する。
請求項(抜粋):
1.a.内面(15:35)を有するランプ容器(3;23)と、 b.このランプ容器(3;23)内にあり、紫外線を発生する手段と、 c.ランプ容器(3;23)の内面(15;35)に隣接し、前記紫外線が照射されると可視光を発生する発光材料層(17;32)と、 d.ランプ容器(3;23)の内面(15;35)と発光材料層(17;32)との間にあり、発光材料層を通過する紫外線をこの発光材料層に戻すように反射させて発光材料層の可視光出力を増大させるUV反射層(16;34)と を具える電気ランプにおいて、 前記UV反射層が、約0.05μm よりも小さな微結晶一次粒子粒径を有するガンマアルミナから主として成る凝集粒状物質を有していることを特徴とする電気ランプ。2. 請求の範囲1に記載の電気ランプにおいて、前記UV反射層(16;34)が、ランプ容器の内面(15;35)上に直接配置された基層であることを特徴とする電気ランプ。3. 請求の範囲2に記載の電気ランプにおいて、前記UV反射層の材料が約0.01μm の微結晶一次粒子粒径を有していることを特徴とする電気ランプ。4. 請求の範囲3に記載の電気ランプにおいて、前記UV反射層の材料が約0.15mg/cm2と約0.30mg/cm2との間の塗布重量を有していることを特徴とする電気ランプ。5. 請求の範囲1又は2又は4に記載の電気ランプにおいて、前記発光材料層(17;32)がハロリン酸塩蛍光体を有していることを特徴とする電気ランプ。6. 請求の範囲1〜5のいずれか一項に記載の電気ランプにおいて、紫外線を発生する前記手段がランプ容器(23)内に配置されたアーク管(21)を以って構成され、このアーク管(21)はイオン化可能な物質の充填剤と希ガスと、一対の放電電極(25,26)とを有し、これら放電電極間でランプ点灯中放電が行われるようになっていることを特徴とする電気ランプ。7. 請求の範囲1〜5のいずれか一項に記載の電気ランプにおいて、紫外線を発生する前記手段がイオン化可能な物質の充填剤と希ガスとを前記ランプ容器内に有するとともに、一対の放電電極(5)を有し、各放電電極が前記ランプ容器(3)のそれぞれの封止端に隣接していることを特徴とする電気ランプ。
引用特許:
審査官引用 (3件)
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冷陰極放電ランプ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-251148
出願人:東芝ライテック株式会社
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蛍光ランプ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-285727
出願人:日亜化学工業株式会社
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特開昭51-148277
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