特許
J-GLOBAL ID:200903059694790569

薄膜法と蒸留を組み合わせた、エチル第三ブチルエーテルの精製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-069379
公開番号(公開出願番号):特開平7-278035
出願日: 1995年03月28日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】【構成】 エチル第三ブチルエーテル(ETBE)、エタノールおよびC4炭化水素を含む混合物の分離方法。分離すべき混合物を蒸留帯域Dに導入し、頂部でC4炭化水素とエタノールを、底部で精製されたETBEを得る。側面からエタノールに富んだ相を抜き取り5、透過帯域PVに送る。透過帯域の薄膜の高密度フィルムは、N,N-ジメチルアミノエチルメタクリレート(DMAEMA)重合体またはDMAEMAとN-ビニルカプロラクタムおよび/またはN-ビニルピロリドンとの共重合体により構成されており、この透過帯域のエタノールに乏しい滞留物は蒸留帯域Dに戻されかつ透過物は特に分離されたエタノールを含んでいる。ETBE製造方法に組み入れることもできる。【効果】 設備投資的に特に経済的であり、かつエネルギー消費も少ない。
請求項(抜粋):
エチル第三ブチルエーテル(ETBE)とエタノールとの混合物であって、さらに特にC4の炭化水素を含む混合物の分離方法において、次の各工程:(a) 分離すべき混合物を、いわゆる始発(debutanisation)帯域である蒸留帯域内に導入し、そこから頂部でC4の炭化水素ほとんど全部を集め、底部で精製されたETBEを集める工程、(b) 前記蒸留帯域の側面から少なくとも一つの相を抜き出し、透過帯域へ送り、そこから蒸留帯域へリサイクルされる滞留物と主にエタノールを含む透過物が流出する工程であって、前記透過帯域は、ジメチルアミノエチルメタクリレート(DMAEMA)の少なくとも一つの単量体から形成される重合体の高密度フィルムで構成される少なくとも一つの選択層を含む分離薄膜を備えている、を有することを特徴とする方法。
IPC (2件):
C07C 43/04 ,  C07C 41/34
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る