特許
J-GLOBAL ID:200903059695194617

圧力の補償とフィードポンプを制御するための最大圧力の選択とを組合わせた油圧方向制御弁、及び、複数のそのような制御弁よりなる多連型油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-079862
公開番号(公開出願番号):特開平6-058305
出願日: 1993年04月06日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】設計・構造ともより簡単で、安価であり、特に、加圧流体源の可変流量ポンプの制御が効果的で負荷からの反作用には無関係である改良型の制御弁を提供する。【構成】一つのボディ1と、スライドと組み合ってスライドが動かされたとき選択的に受入れ開口Pに接続される分配チャンバー11を両方の作動開口A,Bに接続する流路12と、チャンネルの中の圧力と制御弁の中の流体の圧力から選択される最大圧力を選択する手段14と組み合わされた負荷検知ラインのチャンネル8と、流路12の中で、流路の中の圧力とチャンネルの中の圧力との差に応じて、流路を流れている加圧流体に一定の圧力降下を起こさせる圧力補償手段14とよりなる圧力補償型の油圧方向制御弁であり、圧力補償手段が最大圧力選定手段と組み合わされて、チャンネルの中の圧力とスライドから来る流体の圧力との大小により、流路とチャンネルの間の連通が閉また開とされる。
請求項(抜粋):
弁体(1)と、加圧流体を取り入れる吸込口Pから弁体(1)に備えられている作動口(A、B)に加圧流体を選択的に伝達するために、前記弁体内で縦方向に移動することができる、前記弁体(1)に収められているスライド(4)と、スライド(4)と組合わされ、かつ移動したスライド(4)によって吸込口(3)に選択的に接続されるに適している分配チャンバ(11)を作動口(A、B)に接続するための、前記弁体(1)内の流路(12)と、管路内の圧力と制御弁内の加圧流体の圧力とから選択された最大圧力を前記管路内で確立するために構成された最大圧力選択手段と結合されている負荷検知ライン管路(8)と、作動口(A、B)に向かって流れる加圧流体にほぼ一定の圧力低下を生じさせるように、前記制御弁内の流体圧力と前記管路(8)内の圧力との差に応答する、前記流路(12)内に設置された圧力補償手段とを備えた圧力補償式油圧方向制御弁において、圧力補償手段は、最大圧力選択手段と組み合わされており、かつ、圧力補償手段より上流の流路(12)と管路(8)間の接続を、選択的に確立するのに適している選択的接続手段を有し、管路(8)内の圧力が、圧力補償手段より上流の流路(12)内の流体圧力より大きいか、またはこの圧力に等しい場合、前記流路(12)と前記管路(8)間には、いかなる連通もなく、管路(8)内の圧力はそのままの値を保持し、もしくは、管路(8)内の圧力が、圧力補償手段より上流の流路(12)内の流体圧力より小さい場合、圧力補償手段より上流の流路(12)と前記管路(8)間に連通が確立され、かつ管路(8)の圧力は、圧力補償手段より上流の流路(12)にある流体の圧力と同じになることを特徴とする圧力補償式油圧方向制御弁。
IPC (3件):
F15B 11/00 ,  F04B 49/00 341 ,  F15B 11/05
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平2-186106
  • 特開平2-248702
  • 特許第3061826号
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-186106
  • 特開平2-248702
  • 特許第3061826号

前のページに戻る