特許
J-GLOBAL ID:200903059696343497

被覆線の色抜け判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-130294
公開番号(公開出願番号):特開平6-341902
出願日: 1993年06月01日
公開日(公表日): 1994年12月13日
要約:
【要約】【目的】 細径の色着きの被覆線の色抜けの有無を客観的かつ正確、迅速に判定できるようにする。【構成】 黒色のスクリーン5を背景として、照度を500ルックス〜1500ルックス好ましくは900ルックスに一定に保った状態で色着きの被覆線2を含む一定の領域内をビデオカメラ6で撮像して静止画像とし、R,G,Bの各色信号を取り出す。そして、データ処理手段10によって、これらの各色信号R,G,Bごとの明度分布のヒストグラムを作成してそれぞれの最大明度値HR,HG,HBで決まる測定色パターンを求める。次に、この測定色パターンを予め各色ごとに設定されている標準の色見本に基づく標準色パターンの条件と比較して色抜けの有無を判定する。
請求項(抜粋):
黒色のスクリーンを背景として、色着きの被覆線に対してその表面の照度が一定になるように自然光と同一またはこれに近似したスペクトル分布を有する光を照射し、この光が照射された被覆線を含む一定の領域内を撮像して静止画像とし、R,G,Bの各色信号を取り出し、これらのR,G,Bの各色信号に基づいてこれらのR,G,Bの明度分布のヒストグラムをそれぞれ作成した後、各ヒストグラムの最大明度値HR,HG,HBを検出し、それらの各最大明度値HR,HG,HBで決まる測定色パターンを決定する一方、標準の各々の色見本について同様に各最大明度値HR,HG,HBを求め、これらの各最大明度値HR,HG,HBで決まる標準色パターンを各色について予め設定しておき、前記被覆線に基づいて得られる測定色パターンを、標準色パターンの条件と比較し、測定色パターンの少なくとも一つの最大明度値HR,HG,HBが標準色パターンの条件から外れる場合には、色抜けと判定することを特徴とする被覆線の色抜け判定方法。
IPC (2件):
G01J 3/50 ,  G01N 21/89

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