特許
J-GLOBAL ID:200903059697696245
回転数適合型制振器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
古谷 馨 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-211996
公開番号(公開出願番号):特開平10-078082
出願日: 1997年08月06日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】回転数適合型制振器において、慣性質量を最大にして制振作用を最大にすると共に、回転運動の開始時及び終了時の衝突騒音を防止すること。【解決手段】δaをゼロ以上の構造的クリアランスとしたとき、慣性質量体(2)の外側輪郭が、中心Mを通る慣性質量体の対称軸S上で振り子長さl(l=曲線軌道(6) の直径D-ピン(5) の直径d)だけ外側へずれた中心Maを中心とする半径ra=Ra-l-δaの円弧Kaの形状を備えることによって、慣性質量体の外側輪郭を最大に延ばすことが可能になる。
請求項(抜粋):
中心Mのまわりに描かれる外径Raと内径Riとによって画定される構造空間内に取り付けるための回転数適合型制振器であって、回転軸のまわりに回転可能なボス部分と、周方向に配分して設けられ、中心Mを通る対称軸Sに関し対称なn個の慣性質量体とを有し、該慣性質量体が、回転軸から間隔を開け、回動軸のまわりを回転運動に追従して転動可能であり、前記慣性質量体の各々は、互いに周方向に間隔を開け且つ回転軸と平行に延びる直径dの二つのピンによってボス部分で支持され、該ピンは、直径Dの曲線軌道上を転動可能であり、該曲線軌道は、上記ボス部分の領域においては、半径方向で内方に向かってU字形に開いた輪郭と、上記慣性質量体の領域においては、半径方向で外方に向かってU字形に開いた輪郭とを有することにより、振り子長さl=D-dが得られ、上記慣性質量体は、2方向に振り子角αだけ変位可能である回転数適合型制振器において、δaをゼロ以上の構造的クリアランスとしたとき、慣性質量体(2)の外側輪郭が、中心Mを通る慣性質量体の対称軸S上で振り子長さlだけ外側へずれた中心Maを中心とする半径ra=Ra-l-δaの円弧Kaの形状を有することを特徴とする、回転数適合型制振器。
IPC (2件):
FI (2件):
F16F 15/14 A
, F16F 15/10 A
引用特許:
前のページに戻る