特許
J-GLOBAL ID:200903059699784737
スクロール圧縮機
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-236950
公開番号(公開出願番号):特開平6-081781
出願日: 1992年09月04日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】 固定スクロール部材をハウジングに締結した場合の組み付け歪みによる作動室のシール不良、効率低下、異常な接触による摩耗、動力損失を防ぐ。【構成】 固定スクロール部材8は従来のスクロール圧縮機のようにリヤハウジング5に締結されないので、組み付け歪みによる変形が発生しない。その端板8aの背後に形成された円筒状の凸部8cが、ピストンとしてリヤハウジング5に形成されたシリンダ5bに挿入されて流体圧シリンダを構成し、背圧空間9に吐出弁10から出た圧縮流体を導いて、固定スクロール部材8を旋回スクロール部材18に向かって押圧させる。20は旋回スクロール部材18のスラストベアリングを兼ねる回り止め機構である。固定スクロール部材8が軸方向に可動であって、圧縮圧力に応じた強さの軸方向力によって押圧されるために、シールに必要な最小の歯先接触力が作用して摩耗等の問題が解消する。
請求項(抜粋):
圧縮機のハウジングと、前記ハウジング内に延びている回転軸と、前記ハウジング内の前記回転軸の実質的な延長上に端板の中心を有し、前記端板に軸方向に突出する渦巻き形の羽根を備え、前記ハウジングに対して回転しないように、しかし軸方向には移動することができるように前記ハウジングによって支持されている固定スクロール部材と、前記固定スクロール部材に形成された前記渦巻き形の羽根に対して、中心と位相をずらせて噛み合う同様な形状の渦巻き形の羽根を端板上に備え、前記回転軸の回転によって駆動されて自転を伴わない公転のみをする旋回スクロール部材と、前記固定スクロール部材の前記端板の前記旋回スクロール部材に対向している面とは反対側の面に形成され、圧縮された流体の圧力を導入して前記固定スクロール部材を前記旋回スクロール部材に向かって軸方向に押圧する流体圧シリンダとを備えていることを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (3件):
F04C 18/02 311
, F04C 18/02
, F04C 29/00
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