特許
J-GLOBAL ID:200903059705455082

車両のブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 興作
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-112912
公開番号(公開出願番号):特開2005-145430
出願日: 2004年04月07日
公開日(公表日): 2005年06月09日
要約:
【課題】セミブレーキバイワイヤ式ブレーキ装置において、前後輪制動力配分が後輪先ロックとなるのを抑制する。【解決手段】マスターシリンダ液圧による前輪制動力Tfrontが(b)に示すようなもので、要求総制動力Tdcom実現のための要求後輪制動力Trearが、理想前後輪制動力配分に対応した後輪制動力上限値TrlimをTrovrだけ越えている場合、エンジンブレーキ力加算指令値TcomengにTrovrを設定して前輪制動力をTrovrだけ増大させる。一方で電子制御用の後輪制動力指令値Tcomrには、要求後輪制動力TrearよりもTrovrだけ小さな後輪制動力上限値Trlimをセットする。よって、前後輪制動力の組み合わせが、要求総制動力(Tdcom)線上を点P21から点P11へ移動することとなり、要求総制動力Tdcomを確保しつつ、後輪先ロック領域から前輪先ロック領域への移行により後輪先ロックを回避することができる。【選択図】図6
請求項(抜粋):
運転者の制動操作により機械的に前輪を制動する前輪ブレーキ系と、 別のエネルギー源からのエネルギーを電子制御して得られる後輪制動エネルギーにより後輪を制動する後輪ブレーキ系とを具え、 前記運転者の制動操作に応じた目標減速度を発生させるのに必要な総制動力から前輪ブレーキ系による前輪制動力を差し引いて得られる要求後輪制動力が達成されるよう前記後輪制動エネルギーを電子制御し、 前輪制動力を付加的なブレーキ手段により増大可能な車両のブレーキ装置において、 前記要求後輪制動力が、前後輪の同時ロックを生ずる理想前後輪制動力配分よりも後輪先ロックとなる後輪過多配分を示す場合、前記付加的なブレーキ手段により前輪制動力を増大すると共に、この増大した前輪制動力に相当する分だけ後輪制動力が前記要求後輪制動力よりも低下するよう前記後輪制動エネルギーを低下させて、前記後輪先ロックを抑制するよう構成したことを特徴とする車両のブレーキ装置。
IPC (2件):
B60T8/00 ,  B60T8/26
FI (3件):
B60T8/00 D ,  B60T8/00 Z ,  B60T8/26 Z
Fターム (18件):
3D045BB25 ,  3D045BB37 ,  3D045CC01 ,  3D045EE05 ,  3D045GG19 ,  3D045GG28 ,  3D046BB12 ,  3D046BB31 ,  3D046CC02 ,  3D046EE01 ,  3D046GG06 ,  3D046HH16 ,  3D046HH25 ,  3D046HH36 ,  3D046JJ01 ,  3D046JJ06 ,  3D046KK06 ,  3D046KK12
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (6件)
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