特許
J-GLOBAL ID:200903059706506314

溶接缶用スリット鋼帯およびその製造方法ならびにスリット鋼帯用冷延鋼帯コイル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-048129
公開番号(公開出願番号):特開平11-315343
出願日: 1999年02月25日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】【課題】 缶胴の円周方向長さに相当する幅狭にスリットしたコイルにフイルムをラミネートした、缶用胴板をシーム溶接する場合に、溶接時の散りや溶接剥がれを生じることなく、適正溶接電流範囲が広く、高速で安定した溶接を可能とする。【解決手段】 C:0.06wt%以下, Si:0.03wt%以下, Mn:0.05〜0.5 wt%以下, P:0.02wt%以下, S:0.02wt%以下, Al:0.02〜0.10wt%, N:0.005 〜0.015 wt%, O:0.01wt%以下を含有する鋼スラブを、1200°C以上に加熱し、圧延終了温度Ar3以上、巻き取り温度650 °C以下とする熱間圧延を行い、次いで冷間圧延を経て、過時効処理を伴わない焼鈍を行ったのち、伸び率3%以下で調質圧延し、得られた冷延鋼帯に、張力が 0.8±0.5 kgf/mm2 、かつスリッターハウジングの温度変動量が±3°C以内となるように保持して、スリッティング加工を施すことにより、圧延の板幅方向を溶接缶円周方向とする板取りで得られる溶接缶胴板の円周方向長さ寸法の精度が±0.05%以内であり、時効性を有する溶接缶用のスリット鋼帯とする。
請求項(抜粋):
厚みが0.20mm以下、板幅の寸法精度が溶接缶の円周方向長さ(重ね代を含む) の±0.05%以内であり、時効性を有することを特徴とする溶接缶用スリット鋼帯。
IPC (4件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/14
FI (4件):
C22C 38/00 301 B ,  C21D 9/46 G ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/14

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