特許
J-GLOBAL ID:200903059713765007

内燃機関のロール振動低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-323776
公開番号(公開出願番号):特開2001-140655
出願日: 1999年11月15日
公開日(公表日): 2001年05月22日
要約:
【要約】【課題】 特定の運転条件において、主フライホイール系の慣性質量が変化してもロール振動低減効果が得られる内燃機関のロール振動低減装置を提供する。【解決手段】 主フライホイール系を構成するエアコン用のコンプレッサー10のロータ部22は、補機駆動ベルトによって回転駆動されるコンプレッサー用プーリ26に電磁クラッチ28を介して接、離可能に接続されている。ロータ部22の回転軸24は、電磁クラッチ28に接続されていると共に、回転軸24の捩じり方向に沿ってバネ定数が作用する捩じりバネ部30が設けられている。これによって、ロータ部22が回転駆動する際には、捩じりバネ部30のバネ定数の作用により、主フライホイール系の振動と副フライホイール系の振動の反共振の周波数が、クランクシャフトの所定回転速度における回転周波数を(自然数/2)倍した周波数のいずれかと略一致した状態に維持される。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランクシャフトと一体に回転する主フライホイール系と、この主フライホイール系と略平行に回転自在に設けられた副フライホイール系と、上記クランクシャフトの回転駆動力をバネ要素を介して上記副フライホイール系に伝達して該副フライホイール系を回転駆動する駆動力伝達機構と、を備え、上記主フライホイール系の振動と上記駆動力伝達機構から上記副フライホイール系までの振動とによって発生する反共振の周波数が、上記クランクシャフトの所定回転速度における回転周波数を(自然数/2)倍した周波数のいずれかと略一致している内燃機関のロール振動低減装置において、上記主フライホイール系の慣性質量が変化したときに、上記反共振の周波数が、上記クランクシャフトの所定回転速度における回転周波数を(自然数/2)倍した周波数のいずれかと略一致した状態に維持されることを特徴とする内燃機関のロール振動低減装置。
IPC (3件):
F02B 77/00 ,  F16F 15/26 ,  F16F 15/30
FI (3件):
F02B 77/00 K ,  F16F 15/26 Z ,  F16F 15/30 Z

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