特許
J-GLOBAL ID:200903059726046778

光ディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-308579
公開番号(公開出願番号):特開平6-162519
出願日: 1992年11月18日
公開日(公表日): 1994年06月10日
要約:
【要約】【目的】 検査信号をサーボループ中に注入して、その応答によりサーボループの特性の調整を行う場合、各種条件が変化しても常の迅速に調整を終了させ、外部要因の変化に追従できるようにする。【構成】 ゲイン調整制御回路13は、光ディスク装置が記録動作中であるか、再生動作中であるかを判断し、再生動作中であれば、検査信号の振幅を大にするように検査信号生成回路7に指示を出し、同時にゲイン設定回路12で行うゲイン測定結果の平均回数を減らす。ゲイン設定回路12では平均の結果によりサーボループのゲインを設定する。これにより、制御精度が要求されない再生時には検査信号の振幅をあげ、高速にゲイン調整を行うことができる。
請求項(抜粋):
光ディスクに照射する光を発する発光手段と、前記発光手段が発する光を集光する集光手段と、前記集光手段を光ディスクに対して略垂直方向に移動させる焦点位置移動手段と、前記集光手段が集光した光の焦点位置と前記光ディスクの垂直方向での位置ずれを検出し焦点誤差信号として出力する焦点誤差検出手段と、前記焦点誤差信号を入力し、前記焦点位置と光ディスクとの位置ずれがなくなるように前記焦点位置移動手段を制御する焦点位置制御手段と、前記集光手段を略半径方向に移動させるトラッキング方向移動手段と、光ディスク上に渦巻状あるいは同心円状に形成されたトラックと前記焦点位置の半径方向の位置のずれを検出しトラッキング誤差信号として出力するトラッキング誤差検出手段と、前記トラッキング誤差信号を入力し、前記焦点位置と前記トラックとの位置ずれがなくなるように前記トラッキング方向移動手段を制御するトラッキング制御手段と、検査信号を発生する検査信号発生手段と、前記検査信号を、前記焦点誤差誤差検出手段と前記焦点位置移動手段と前記焦点位置制御手段からなる焦点サーボループあるいは、前記トラッキング誤差検出手段とトラッキング方向移動手段とトラッキング制御手段からなるトラッキングサーボループの両方あるいはいずれか一方に注入する検査信号注入手段と、前記サーボループ中に注入した検査信号に対するサーボループの反応をとらえて現在のサーボループの状態を検出する状態検出手段と、前記状態検出手段が出力する検出結果と目標の状態を比較し、現在の状態を目標の状態に近づけるようにサーボループの特性を変化させる調整手段と、第1の期間には検査信号を大きく、第2の期間には検査信号を小さく変化させるよう前記検査信号発生手段を制御する特性調整制御手段とを備える事を特徴とする光ディスク装置。
IPC (3件):
G11B 7/085 ,  G11B 7/09 ,  G11B 21/10

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